6月29日月曜日。曇り。朝は19℃、日中は25℃。朝晩は上着がチョッと欲しいくらいの気温でした。
週明けのクリニックはほどほどの混雑。特定健診の方は目一杯、かぜ症状の方はちらほら。動悸や息切れ、ふらつき、全身倦怠感・・・。調子の悪い方は相変わらず多めでした。毎年この時期、特定健診の結果説明の方が増えるので予約はしばらくパンパン。何とかしなければと思いつつどうにもなりません。ご容赦下さいませ~。
さて、下の写真は現在本屋さんに並んでいるRail Magazineの最新号。表紙は元祖振り子式車両381系「きのさき」の写真です。なぜ表紙を飾っているかって?。・・・それは引退間近だから。
この春の北陸新幹線金沢開業で余剰になった在来線の「しらさぎ」や「サンダーバード」で使われていた交直両用の683系2000番代特急車両を後継車両として現在直流化改造中。289系として早々に活躍を始める予定だそうです。
先週の日曜日、その381系に天橋立駅で出会いました。JR西日本から乗り入れて来た京都始発の「はしだて1号」です。
“振り子式”というのは急カーブでもあまりスピードを落とさなくても通過できるように車体を傾けて通過する方式。1973年(昭和48年)7月に中央西線の特急「しなの」で営業運転を開始。何と42年も前!。
下の写真を見ているとまるでかつての国鉄駅の様ですが、現在は赤字脱却をめざす第3セクター鉄道の駅・・・。独特の下ぶくれの丸顔は健在。
行先標示もチャンと「京都丹後鉄道経由」となっています。
上から見て見ると屋根上はスッキリ。重心を下げるために普通なら屋根上にある空調装置が床下へ設置されているのです。
ライト周りの矢羽模様とクリームと赤に塗り分けられた国鉄特急色は、東海道本線を走った電車特急の始祖、特急「こだま」から連綿と続く伝統あるもの。
台車は他形式には見られない独特の形状です。
1000番代に改番されているのは2014年6月頃から振子制御調整と傾斜角変更(5度から3度へ)を実施したため。
最近は菱形のパンタグラフを見る機会もメッキリ減りました。
これで見納めかとじっくり眺めてから予定通りの「たんごリレー4号」に乗り込みました。
福知山からは12時45分福知山始発の「きのさき14号」京都行きに乗り継ぎ。福知山ではすでに新鋭287形が入線していましたので、指定券通りの座席に着いて発車を待っていました。ふと向こう側の1番線を見たら新大阪発福知山止まりの「こうのとり7号」が12時43分に到着。何と381系です。さらに2番線に少々遅れて12時40分着の下り城崎温泉行き「きのさき5号」が入線して来ました。こちらも381系!。
慌ててホームに降りて貴重な381系2本の並びを撮影。
少々興奮しながら写真を撮っておりましたが・・・。
さらにそこへ後ろから遅れていた新大阪行き12時43分発「こうのとり14号」が入線して来ました。なんとこれも381系ではありませんか!。
残念ながらヘッドマークは故障のためか表示されていませんでしたが・・・。
3本の381系が並びました。3本の並びを撮ることが出来るまたと無いチャンスでしたが、遅れていた「こうのとり14号」の接続を待っていた乗車予定の「きのさき14号」は既に発車時刻を過ぎていて、慌てて飛び乗ると同時に発車。残念でしたがやっぱり帰らないとね~。
この帰りに自宅近くの書店に立ち寄ったら、冒頭の雑誌が発売になっていた次第。掲載されていた運用表を見ればこの並びは日常のこと。知らないから“偶然”なのであって運用表を見れば“必然”でした。この劇的な福知山での出会いが私にとっては381系とのお別れになるかも(涙)。
おそらく大部分の方には理解されないであろう話題で申し訳ありません~。
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