6月16日火曜日。曇り。朝から23℃、日中は26℃まで。
今日のクリニックは朝から混雑。特定健診で相変わらず検査が多いのでチョッとバタバタしていました。昼は大和市医師会事務局で会計業務。とって返して直ちに午後の診療~。
今日のある新患の方、私が大学病院勤務の時代に私が術者で心臓カテーテル治療を何度か受けたことがあるとのこと。今後のフォローアップを希望されて受診して下さいました。開業当初はそんな方がちらほらいらっしゃいましたが、開業してから既に15年経っていますのでチョッとビックリ。誠に光栄なことではありますが、困ったのは現在フォローして下さっている先生のご了解を得ていないので過去の診療情報が全く無いこと。その辺りはキチッと仁義を尽くしてからいらして頂かないとね~。
診療終了後は夜なべで大和市肺がん検診の判定作業。開業当初は、まず現像液と定着液を作って自動現像機に装填し、暗室の赤外線ランプのもとでフィルムを詰めて写真を撮り、その撮ったフィルムを自動現像機に入れて現像・・・。一般のカメラのフィルム現像と同様の作業でしたが、一般の写真もレントゲンも今やデジタルの時代。高精細モニター上でデジタル画像を読影します。
過去の写真との比較や、心配な陰影のズームアップも簡単!。
でもいくら機器が発達してもそれを見て判断するのは人間。いくら“目”が良くてもその“奥”(つまり脳ミソ)での判断が肝心です。見落としを防ぐために、肺がん検診の読影は必ず2人の医師が行うダブルチェックです。
機器はデジタル化されても、判定結果の記載や結果報告、会計作業は超アナログなまま。電子カルテなどつけ入る隙はありません~。
でも昨今の個人情報流出などの状況を鑑みると、アナログのほうが断然安全かも!?。
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