7月12日日曜日。晴れ。朝から24℃、日中は32℃!。今日も真夏日になりました。
久しぶりに天気の良い日曜日。ちょうどピークシーズンになりましたので、朝早めに起きて日野春まで出かけることに。何がピークシーズンかって?。国蝶オオムラサキです!。なかなか休日と天気と羽化のタイミングが合わす、前回の訪問から実に5年も経ってしまいました。今回は3人連れ。
新宿8時ちょうどの「スーパーあずさ5号」(昔は8時ちょうどは有名な“あずさ2号”でしたが・・・)は意外に空いていました。車両は引退が決まっているE351系振り子式直流特急電車。
高尾を過ぎると俄然緑が濃くなり山の中の雰囲気に。
笹子トンネルを抜けると広大な甲府盆地。下の写真手前側はブドウ棚です。
甲府に9時28分着。9時32分発小淵沢行き普通列車に乗り継いで9時59分に日野春駅に到着。
お馴染みの木造駅舎は今でも健在でした。
時間帯に限りはありますが駅員さんもいらっしゃる様です。
駅の標高は615m。駅近くにはオオムラサキの碑が建っていました。後は南アルプス山系(たぶん)がうっすら。
残念ながら反対側の八ヶ岳も雲がかかって薄ぼんやり。
ここから隣の長坂駅までの間にオオムラサキ自然観察歩道も整備されている様ですが、約10km所要3時間のコース。あまりに暑いので安易に北杜市オオムラサキセンターへ直行することに。
駅から線路沿いを徒歩でたった10分ほどの道程ですが、それでも炎天下の舗装道路を歩くのは結構辛い!?。
館内はオオムラサキのピークシーズンの日曜日の割にはさほど混雑していませんでした。オオムラサキに関する展示はもちろんですが・・・。
それ以外にも里山の生態系や世界の蝶に関する展示も豊富。
でも成虫が見られる今の時期は鉄骨ネット張りの観察施設「びばりうむ長坂」がメイン。
中へ入ると、たくさんのオオムラサキが舞っていました。
舞っている時に写真を撮るのは困難ですが、静止時は静止時でなかなか羽を開いてくれません。本来花の蜜を吸う習性はなく、クヌギの樹液に集まります。
羽の中央部分が紫色なのがオス。紫部分が無くて一回り大きいのがメス。下の写真はメスが羽を開いたところ。
羽を開くと優に10cm越え。近くで見るとなかなか迫力があります。
下の写真はかろうじて撮れたオス。今の時期はメスの方が多い様です。
オスの写真は上の標本か以前の本ブログ記事をご覧下さいませ~。
園内には食草のエノキがたくさん。丸々とした幼虫の姿もあちこちに(苦手な方は以下は飛ばして下さいませ)。2本の角がチャームポイント。シルエットでも“誰”だか直ぐに判ってしまいますね~。
その他の蝶やバッタ、カブトムシの姿も。
お腹が空いて来たので、途中の線路沿いにあった唯一のカフェ「コマチンカフェ」で“日野春とり丼”。ご主人がたった一人で全てをこなしていらっしゃるので、注文してから供されるまでかなりの時間がかかりましたが、なかなか美味でした。
その後日野春駅13時23分発の普通列車で甲府に13時49分着。
そのまま甲府14時09分発の「スーパーあずさ18号」で新宿に15時33分に帰って来ました。
車中で「桔梗信玄餅アイス」を試食。信玄餅さながらアイスはきな粉味でまん中は黒蜜。なんとお餅も!。
夕方帰宅時も暑さは和らがず。週の前半は晴れて暑い日が続く予報。そろそろ梅雨明けでしょうか~。
コメントする