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津軽海峡線

9月23日水曜日。晴れ。シルバーウィーク最終日も秋晴れに恵まれました。今日は早朝に家を出て東京駅へ。

東京駅新幹線ホームの顔ぶれもだいぶ変わりました。

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今回乗るのは“緑”のE5系。7時36分発の「はやぶさ3号」です。盛岡まで「こまち3号」のE6系を併結。

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今回は、来春の北海道新幹線開業を契機に激変するであろう青函トンネルの現状の視察!?を中心に、札幌までとんぼ帰りをする予定。

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「はやぶさ3号」は快晴の中を最高速度320kmでダイヤ通りに北上。稲穂がだいぶ色付いていました。

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新青森に早くも11時00分に着いてしまいました。

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かつてはここまで一晩かけて来ていたのにね~。

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新青森駅は青森駅の隣駅。奥羽本線に1986年に当時の国鉄によって設置された駅です。当初から新幹線と接続することを前提に設置されましたが、2010年12月4日に東北新幹線八戸~新青森間が延伸開業されるまで無人駅だったそうです。在来線ホームに降りると弘前方面からEF510牽引の奥羽本線の貨物列車がやって来ました。

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ここからは11時30分発の「スーパー白鳥5号」青森経由函館行きに乗り継ぎ。11時19分に弘前方面からJR北海道の789系交流特急形電車が入線して来ました。

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2002年12月1日に東北新幹線が八戸まで開業した際に、八戸で東北新幹線に接続して八戸~青森~函館間で運行を開始。2010年12月4日の東北新幹線全通で新青森発着になりました。2016年3月26日予定の北海道新幹線新青森~新函館北斗間開業ではその役目を終えることに・・・という訳で、ここまで来た次第。

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左下が普通車で4列シート、右下がグリーン車で3列シート。

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発車後、新青森駅で調達した駅弁「わっぱめし」でランチ。隣の青森駅で方向転換のために13分停車。

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隣のホームにはJR東日本の485系「白鳥」が停車中でした。現在同じルートを789系「スーパー白鳥」が8往復、この485系「白鳥」が2往復。

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青森駅で小休止の後11時50分に発車。「津軽海峡線」に入ります。

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「津軽海峡線」は青函トンネルを挟んで青森と函館を結ぶ線の愛称ですが、JR東日本の津軽線(青森駅~新中小国信号所)、JR北海道の海峡線(新中小国信号所~木古内駅)、江差線(木古内駅~五稜郭駅)、函館本線(五稜郭駅~函館駅)で構成されています。

「スーパー白鳥」「白鳥」は青森を出ると次の停車駅は蟹田。津軽線の終点三厩方面への乗り換え駅です。蟹田~三厩間は1日たったの5往復のローカル線。

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蟹田を出ると海沿いを走ります。おそらく陸奥湾の出口あたりでしょうか。

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蟹田の次の停車駅は青函トンネルを挟んで北海道側の木古内。

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海沿いから竜飛に向けて内陸部に入ります。

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本州と北海道を結ぶ貨物輸送量は多いようで、時折長大なコンテナ貨物とすれ違ったり追い抜いたり。

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車内に備え付けの時刻表によれば、この列車の青函トンネル進入は12時32分頃のはず。

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あれ、もう入ったか?と思ったら「大平トンネル」の表示。

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次は「津軽トンネル」。線路を見れば既に新幹線の軌道が並走していますので、もう間もなくでしょう。

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予定の12時32分になったので今度こそ!・・・と思ったら「大川平トンネル」、さらに「第1今別トンネル」、「第2今別トンネル」・・・。

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そして「第1~4浜名トンネル」・・・。

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まだ~??。

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そしてついに「次が青函トンネル」の表示が!!。12時33分に青函トンネルに突入しました。あとは暗闇をゴォーゴォーと高速走行。トンネル内は最高速度140kmです。

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全長53.85km。12時39分に竜飛定点を通過。そこから吉岡定点までの23.3kmが海底部分。

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約25分かかって12時58分頃にやっと北海道側へ抜けました。やがて新幹線の高架線が離れて行き・・・。

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海峡線と江差線の境界で道内最初の駅、木古内に到着。

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ここから先の江差までの区間は2014年5月12日に廃止されたばかり。隣の津軽今別は本州側の海峡線の駅です。

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木古内を過ぎると、穏やかな津軽海峡が見えて来ました。遠くに函館山の姿。

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この区間、木古内~五稜郭間は新幹線開通時にJRから切り離されて第3セクターに移管される予定。

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函館山が次第に近付いて来て、13時42分に終点の函館駅に到着。意外に大勢の乗客が下車して行きました。

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下の写真は乗客を降ろして引き揚げて行く「スーパー白鳥5号」。在来線で青函トンネルを抜ける機会はおそらく今回が最後になってしまうことでしょう。

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さて、ここから札幌行きの「北斗」に乗り継ぎますが、長くなって来たので続きはまた後日~。

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