10月5日月曜日は曇り、10月6日火曜日は晴れましたが、両日とも朝は14~16℃、日中は20~21℃止まり。ひんやりと肌寒い週明けになりました。
クリニックは特定健診が終わったにもかかわらず、体調を崩された方々で混雑。しつこい咳の方がたくさん。健診で引っかかっていらっしゃる方も増えました。
週末に頑張った甲斐があって、特定健診結果判定作業は終了!!。来年6月までもうこの作業が無いと思うとチョッと淋しい!?(ウソです)。
火曜日の夜は大和市医師会理事会。議事・報告事項はたくさんありましたが、ほぼ1時間でサクッと終了。帰り道は長袖の上着が必須の気温になりました。この気温ではかぜの方が増えそうです。
さて今日はシルバーウィークの札幌行きの続きを。9月24日木曜日の朝は5時起き。
札幌の日の出は5時23分でした。
とりあえず急いで札幌駅へ。入場券170円を購入してホームへ。
今日は平日の木曜日ですが、朝6時前ですので通勤、通学にはまだ早過ぎる時間。
それでも大都会札幌のこと、列車が次々とやって来ます。
やがて今日のお目当て、青森からの夜行急行「はまなす」が定刻に姿を現しました!。札幌着は6時7分。
「はまなす」は青森と札幌間479.1kmを結ぶ夜行急行。青森を前夜22時18分に発車して青函トンネルをくぐり、函館を1時23分に発って札幌までやって来ました。
たくさんのポイントを渡りながらゆっくりと札幌駅構内に進入。
後に続くブルーの客車は14系座席車8両と・・・。
後部のひとまわり図体の大きい3両がB寝台車。通常は7両編成ですが、今日は目一杯増結されているようです。
ホームに到着したところで、最後尾から先頭へ向けて編成を眺めて行きましょう。まず最後尾1号車はスハネフ14 551。
もとは昭和50年代に製造されたオハネフ25 218で、1991年に廃車になったスハフ14形500番代から電源装置を譲り受けて14形に編入された車両。元は金帯でしたが編入時に白帯になりました。
良く見ればやっぱりかなり年季が入った車体。
後から2両目の増結車はオハネ25 15。3両目の2号車オハネ24 501ともに金帯車。両車とも数々の遍歴を重ねてここに繋がっていますが・・・キリが無いので止めておきましょう。
そこから前寄り3号車からは14形座席車。1972年から1974年にかけて製造された車両で、元は特急に使われていました。
普通座席車3号車はスハフ14 557はオハフ15形を道内向けに改造の上に電源用ディーゼル発電機を搭載してスハフ14形に編入された1両。外壁は相当ヤバい感じ。
前寄り4号車「のびのびカーペットカー」はオハ14形500番代車をゴロ寝出来るように2段のカーペット敷きに改造した車両。
となりの5号車オハ14 503は座席指定車の「ドリームカー」。特急気動車キロ182形のグレードアップにより取り外されたグリーン車用リクライニングシートに交換されています。
6号車スハフ14 502、7号車オハ14 502とボロボロの車両が続きましたが、8号車はオハ14 504は検査直後の様でピカピカ。、
9号車は比較的綺麗なオハ14 511、そして10号車はやはりピカピカのスハフ14 508でした。
通常は7両編成のはずが、シルバーウィークの影響か、はたまた廃止前の乗客増を見込んでか、今日は長大11両編成でした。
先頭の機関車はDD51型ディーゼル機関車1102号機。
いわゆる北斗星色ですが、北斗星は既に廃止されているので、定期列車はこの「はまなす」の牽引だけが残された仕事。ただし不定期の「カシオペア」ともども廃止が決まっているので、風前の灯。
廃止は2016年3月21日予定。「はまなす」は現在では現存する唯一の定期急行列車であり、唯一の定期客車列車であり、唯一の座席車のある定期夜行列車。
「はまなす」の廃止によって脈々と続いていた「夜汽車」は完全消滅してしまうということ・・・。
ブルーの客車が見られるのもあと数ヶ月です。
隣のホームには6時36分発函館行きの「スーパー北斗」。連休が終わって大勢のビジネスマンが乗り込んでいました。
北海道新幹線開業前に「はまなす」は姿を消しています。
追記 ; 連休明けに偶然にも連休中にこの「はまなす」に乗って来られた方に札幌駅の「北斗星廃止記念」の硬券入場券をお土産で頂戴しました。
札幌駅では券売機で入場券を買ってホームに入りましたが、直ぐ隣のみどりの窓口でこんな貴重なモノ売られていたとは。私としたことが全く気付きませんでした。ありがとうございました~。