10月11日日曜日。曇り時々雨。昨夜10時に東京駅を出発した「サンライス出雲」は朝目覚める頃には岡山の手前を順調に走っていました。岡山には6時27分着。雨模様でした。
岡山で四国へ渡る「サンライズ瀬戸」と別れ、「サンライズ出雲」は倉敷から伯備線に入ります。高梁川沿いを備中高梁へ。
備中高梁の次は新見。かつて20両以上のD51やC58などの蒸気機関車を擁した大機関区の面影は今では全く無し。
下の写真はD51の3重連で有名だった布原あたり。
米子が近付くと雨脚はさらに強まってきました。
米子には9時03分着。本来はこのまま鳥取砂丘を目指すつもりでしたが、雨が酷くなったため急遽ここで途中下車。
「植田正治写真美術館」に立ち寄って雨雲をやり過ごすことに。
植田正治は鳥取県生まれの世界的な写真家。
田んぼの真ん中に超モダンな建物が忽然と姿を現します。館内には遠来の方々がたくさん。
晴れていれば下のパンフレット写真のような大山(だいせん)が正面に見えて水面に「逆さ大山」が写るはずでしたが・・・。
本日は大山は全く姿を見せず・・・。
でも黄色く色付いた稲穂が綺麗でした。
今話題の某シンガーソングライターの方とはCDジャケット写真を撮った縁で親交があり、写真の指導をしていたそうで、たびたびご本人がここを訪れたり個展を開催されたりしていたそうです。
さてその後は米子駅へ戻って駅構内のレトロな感じのレストランで「隠岐のイカ醤油漬け丼定食」770円でランチ。割子そばも付いて予想外(失礼~)に美味でした。
米子発12時21分の「スーパーまつかぜ8号」で鳥取へ。
キハ187系2両編成でしたが、連休にもかかわらず指定席はガラガラでした。
結構な快速で田園地帯や海沿いを駆け抜けて・・・。
鳥取には13時21分着。
駅構内には地元出身の漫画家、青山剛昌の「名探偵コナン」のキャラクターの砂像が。
ここへ来たのはやっぱり砂丘を見るため。う~ん、下手な写真では伝わらないかもしれませんが迫力のスケールでした。
人間なんて小さな存在。
高低差が大きい上に砂で足がとられるので、尾根筋まで上がるのに息が切れました。
上に登ってみると打ち寄せる日本海の荒波。強風に砂埃~。
全身砂まみれに。
鳥取駅に戻って15時17分発の「スーパーまつかぜ7号」で倉吉へ。
倉吉には15時49分着。隣のホームには倉吉始発の「スーパーはくと」京都行きの姿が。
今夜の宿は倉吉からほど近い名湯、三朝温泉。三朝温泉は1163年に発見されたという古刹。ラジウム、ラドンを含む世界でも有数の放射能泉だそうです。
暑過ぎずぬる過ぎず良いお湯加減でした~。この続きはまた後日に~。
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