11月6日金曜日。晴れ。朝は10℃、日中は21℃。本日も晴天なり~。
休診日明けのクリニックは午前中は予想外に平穏でしたが、午後からはやっぱり混雑。インフルエンザワクチン接種の予約枠はだいぶ先まで埋まって来ました。ご希望の方はお早めに。
さて今日は先日日曜日の続きを。旧信越本線の横川~軽井沢間にある熊ノ平信号所跡からウォーキング・トレイル「アプトの道」を辿りました。熊ノ平の横川方には4つのトンネル入口。そのひとつ煉瓦積みの古いトンネルにトレイルが続いています。
天井を見上げると、かなり歴史がありそうな感じ。開通は明治時代ですからね~。
中はヒンヤリ~。もちろんライトが点いていて足もとはチャンと見えます。
トンネルを抜けるとまたトンネル・・・。何だか異次元に繋がっていそう!?。
トンネル間では紅葉の山々が姿を現します。
下の写真は通って来たトンネルを振り返って見たところ。
紅葉はピークはまだ1~2週後といったところ。
それでも爽やかな秋晴れで気分爽快~。
いくつものトンネルを抜け・・・。
橋を渡り・・・。
紅葉を愛で・・・。
またトンネルに入る・・・。
かつてアプト式だった頃の列車旅を空想しながらの楽しい道程でした。
途中何度も「クマの出没注意」の表示が掲げられていましたが、クマにもサルにもお目にかからず。
5つめの長いトンネル(6号トンネル)には煙抜き(?)のための横穴と縦穴。
この6号トンネルを抜けると、高所に架かる巨大な“めがね橋”(碓氷第三橋梁)に躍り出ました!。このトレイル最大のビューポイントです。
当然のことながら、橋の上からでは橋自体の姿が見えませんので、脇道を降りて下から橋を見上げることに。
レンガ二百万個以上を使用した国内最大のレンガ造りアーチ橋で、国指定の重要文化財なんだそうで。
下の写真は国道18号線まで降りて見たところ。
晴天のもとで美しいアーチ橋が眼前に。
大き過ぎて1枚の写真には納まりきれません。
しばし眺めたところで再度橋の上へ戻ります。帰りは急な登り坂なのでチョッと息が切れました。下の写真は橋上から国道を見下ろしたところ。
山側には、1963年のアプト式の旧線廃止以降、1997年の新幹線開通で廃線になるまで使われた“新線”の近代的なコンクリート橋が遠望出来ます。
架線柱や電線も残っていて、今にも列車が来そうな雰囲気。
廃線跡には見えません。
かつてここにも写真を撮りに来たことがありました。以下は1976年4月に撮った写真です。
道は険しくとも太平洋側と日本海側を結ぶ重要な幹線。
貨物列車や優等列車が頻回に上り下りして活気がありました。
さて現代に戻ります。写真は橋上から軽井沢方を見たところ。
このトレイルは全長6kmあまり。まだ1.2kmしか進んでいません。
先を急がなければなりませんが、長くなって来たので続きはまた後日に~。
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