11月10日火曜日。雨時々曇り。朝は18℃、日中は19℃。雨が降ったり止んだりのスッキリしない一日でした。
今日のクリニックは診療開始時はなぜか閑散。はて今日は安息日かな?、なんて思ったのも束の間、最初の30分だけでした。その後は怒涛の一日に。
本日夕方には昨日に引き続いて第2例目のA型インフルエンザの方が来院されました。いよいよ・・・かもしれません!?。診療終了後は大和市医師会理事会に出席。
さて今日は1日の日曜日に行った碓氷峠廃線跡トレイル歩きのレポート続編を。
熊ノ平から下って、煉瓦造りの「めがね橋」(碓氷第三橋梁)を眺め、さらにトレイルを横川方面へ。
立て続けに3つのトンネル。
トンネル内は気温が低くて少々早足に・・・。
3つのトンネル(3~5号隧道)を抜けると緩いカーブの切通し。
右手に碓氷湖が見えて来ました。坂本ダムによる人造湖です。
しばらく心地良い林間を進みます。廃線跡はカーブも勾配も緩いので、歩くのはとっても楽チン。でも足腰の鍛錬をしたい方にはチョッと物足りないかも。
途中にあったカフェに寄り道。ランチがてら小休止してからウォーキング再開。
2号隧道を抜け・・・。
緩いカーブをさらに下って行きます。
1号隧道を抜けると、横川まではもうトンネルはありません。
ほどなく日帰り温泉施設「峠の湯」に到着。残念ながら火災により現在は休業中。今年12月1日から営業再開の予定だそうです。横川からここまで廃線跡(新線)を利用したトロッコ列車が土日祝日のみ4往復運転されています。もともとは“信越本線”の新線ですから、トロッコが走るだけにしてはやけに立派な軌道。
そこから先は“新線”を右手に見ながら、歩きやすく埋められた“旧線”を歩きます。
ほどなく左手に重厚な煉瓦造りの建物が見えて来ました。
国指定重要文化財の旧丸山変電所です。
昭和38年のアプト式廃止と新線開業で役割を終え、その後は廃墟になっていましたが、平成6年に国の重要文化財に追加指定されて平成14年に外観は創業当時の姿に復元されたのだそうです。
ちょうど安中市教育委員会によって内部公開中!。
中は廃墟の状態でしたが・・・。
貴重な写真や資料が展示されていました。
蒸気機関車の時代、この区間は名だたる急勾配の上に連続するトンネルのため、煤煙問題が深刻でした。下は歴代の機関車の写真。
そのために、ドイツから当時最新鋭の電気機関車を導入して、わが国初の電気機関車による電化区間となりました。
電化にともなって明治45年に建設されたのが横川火力発電所と矢ヶ崎変電所、それにここ丸山変電所なのです。こんな山奥の変電所にしては超モダンな建物。明治の先人たちの心意気が伝わって来ます!?。
さて丸山変電所を過ぎるとトレイルはほぼ直線的に横川まで下って行きます。
上空を跨ぐのは上信越自動車道。
もうすぐ横川ですが、長くなって来たので続きはまた後日に~。
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