11月11日水曜日。曇り時々晴れ。朝は12℃、日中は17℃。朝夕はだいぶ寒くなって来ました。
クリニックはここのところ混雑続き。かぜの方は相変わらず多めでしたが、一時よりは落ち着いて来たかも。今日はインフルエンザの方はいらっしゃいませんでした。
さて今日も1日日曜日の碓氷峠廃線跡トレイル歩きの続きを。旧丸山変電所を過ぎて直線コースを降りて来ると、廃線跡を利用して土日祝日のみ4往復運行しているトロッコ列車が見えて来ました。
通常は「ぶんかむら駅」から「とうげのゆ駅」まで約2.6kmの運転ですが、現在は工事のために始発駅が少々山側に移動しています。
ほどなく右手に「碓氷鉄道文化むら」。昭和38年以降、平成9年の廃線まで活躍していた峠のシェルパEF63型直流電気機関車が現役然とした姿でお出迎え。ここでは運転体験も出来るはず。
園内を威勢良く蒸気機関車が走っている姿も見えました。
熊ノ平から延々歩いて来たトレイルは、この「碓氷鉄道文化むら」の入口付近が終点。次の横川発の電車は14時58分ですので少々時間があります。せっかくなので「碓氷鉄道文化むら」にも寄ってみないと・・・。
“鉄”でない連れは「そんなの聞いてない」と申しましたが、あくまで電車の待ち時間にササッとね~。
ここはもともとは横川機関区の跡地で、当時の建物の一部がそのまま利用されています。下の写真は上野と長野を結んでいた特急「あさま」に使用されていた189系特急型直流電車。
庫内には碓氷超え専用に造られた補機専用EF63型直流電気機関車。
急勾配を登り降りするための特殊機構が盛り沢山の機関車でした。
奥には相棒のEF62型直流電気機関車。
裏手の屋外展示場に足を運べば、正面にD51型蒸気機関車が鎮座。
現役時代は北海道で活躍していた96号機です。
以前に来た時には屋外展示のために荒廃していましたが、再整備されたのかピカピカでした。
解説し始めるとキリが無いので写真だけ羅列~。
DD53、DD51、キハ35-900番代・・・。お題目を唱えている訳ではありません。
EF58、EF59・・・。
EF63、EF65-500番代、EF30・・・。
EF60-500番代、EF59・・・。EF59の様な武骨な旧型電機が好きです。
10系寝台内にEF70・・・。ブツブツ。
電車の時間が迫って来たので早々に横川駅へ。昔と変わらぬ駅舎でした。
駅前の溝の蓋に代用されていたラックレールもそのまま。
そして向かいには創業明治18年の日本最古の駅弁屋「おぎのや」さん。
駅構内をのぞくと臨時列車の「DLぐんまちゃん」号が停車中。今や貴重な青い12系客車の両端に、これまた貴重なDD51型ディーゼル機関車。
DD51型842号機はその昔お召列車を牽いた機関車です。
高崎方は895号機。発車を待っている様子でした。
軒下に「ぐんまちゃん」が待機中。2005年の「第一回全国対抗キャラクターコンテスト」で優勝経験のある実力派です。
下の写真は1976年4月に撮った横川駅構内の様子(再掲です)。並んでいるのは貨物列車牽引のEF62型1号機と普通客車牽引のEF62型19号機。
ちょうどDD51型842号機が停まっているあたりにEF62型19号機が停まっていましたが、跨線橋は架け替えられているようです。
高崎方のホーム端のカーブは今と全く同じ。
横川14時58分発の高崎行きはこれまた貴重な115系電車。高崎には15時29分着。
高崎からの乗り継ぎは16時10分発の「Maxとき370号」。E4系Maxも既に2013年から廃車が開始されて2016年を目途に全廃の予定です。
「おぎのや」さんの釜飯は、どうするかさんざん迷った挙句に結局はお持ち帰り用として購入しました。
でも持って歩くには予想外に陶器のお釜が重くて、新幹線の中で食べちゃいました!?。
17時00分には東京駅着。中途半端な時間に夕食を摂ってしまったので、夜中にお腹が空いて眠れず。トホホ~。
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