11月23日月曜日。曇り時々雨。朝は11℃、日中は13℃。3連休最終日も寒くて暗い一日になりました。
午前中は自宅で雑用をしておりましたが、運動不足気味なので、午後から街歩きに。
今日は千代田線に乗って新御茶ノ水で下車。聖橋の南詰を神田方面へ向かう淡路坂を下って万世橋へ。ここはかつて交通博物館があったところ。
2013年(平成24年)9月に瀟洒な商業施設“mAAch ecute( マーチエキュート)”に生まれ変わりました。周辺はうろついたことが何度もありますが、ここに入ってみるのは初めて。
もとを辿れば、ここは1912年(明治45年)に開業した中央線の万世橋駅。施設内には、かつて賑わっていた頃の大正時代を再現したジオラマが展示されていました。
立派な初代駅舎は1923(大正12)年の関東大震災で焼失。
1936年(昭和11年)に鉄道博物館が併設されましたが、1943年(昭和18年)に太平洋戦争激化のなか万世橋駅は休止(事実上廃止)になってしまったそうです。
施設内には昔の2つの階段が保存されていました。ひとつは「1935階段」で、鉄道博物館(後の交通博物館)の新館が建設された際、1935年(昭和10年)に設置された階段。
中に残っていた当時の張り紙は、現在は大宮の交通博物館で保存されているそうです。
階段を上がると、旧万世橋駅のホーム上へ。両脇を近代的な中央線の電車が行き交っていました。
ホーム上からはJR東日本の工事用車両と秋葉原の電気街が。
有名なホーム上のカフェは、休日とあって混雑していました。
今度はホーム上のカフェの脇からもう一つの「1912階段」を降りてみました。
こちらは1912年(明治45年)の駅開業時に造られた階段。
戦前の駅休止以来公開されていなかったそうです。博物館が併設されていなかったら残っていなかったでしょうね~。
今日はガード下の「フクモリ」さんでティータイム。穴倉の様なガード下は結構落ち着く空間になっていました。
外側はオープンデッキ。下には神田川。“紅花たまごのなめらかプリン”を頂きましたが甘党の私もビックリする甘さでした。
帰りも同じ経路で。外は雪でも降りそうな寒さでした(チョッと大袈裟!?)。
寒いのでサッサと歩けば、淡路坂の僅かの勾配で息が切れて・・・。こりゃ、いかんです~。
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