11月24日火曜日。曇りのち晴れ。朝は11℃、日中は20℃。昨夜からの雨は朝には上がって、日中は久しぶりに晴れました。
三連休明けのクリニックは案の定の大混雑。咳、鼻、喉の三拍子揃ったかぜ症状の方がたくさん。喘息の方もちらほら。A型インフルエンザの方もお一人。
11月25日水曜日。曇りのち雨。朝は11℃あったのですが、雨が降り出して午後には6℃まで下がりました。今シーズン一番の冷え込み~。
今日のクリニックは朝早めの時間帯と夕方遅めの時間帯が混雑するあまり良くないパターン。昨日に引き続きかぜ症状の方が多めでしたが、午後からの気温の低下で今後益々かぜ症状の方が増えそうな感じ。昼は当クリニックビル7科のミーティングでした。
さて、今日は久しぶりに夏の旅行のレポートの残りを。今さらでスミマセン~。
8月14日は3泊したポントレジーナ(Pontresina)からクール(Chur)への移動日。ポントレジーナを9時02分発の列車に乗ったのでクールには11時03分には到着しました。今日はクール泊まりなので駅のコインロッカーに荷物を置いて、駅構内で簡単にランチを摂ってから12時09分発のInter City570列車チューリッヒ中央駅(Zürich HB)行きに乗り込みました。
機関車はスイス国鉄のRe460形電気機関車。設計最高速度は230km/h。側面には3か国語でスイス国鉄の略号(ドイツ語SBB、フランス語CFF、イタリア語FFS)。4公用語のうちロマンシュ語表記だけありません。因みにロマンシュ語ではVFSだそうです。
乗車時間はわずか18分でサルガンス(Sargans)駅に12時27分着。ここでポストバスに乗り換え。他のポストバスと色が違いますが、これはリヒテンシュタインバス。サルガンス駅前からリヒテンシュタインの首都ファドゥーツ(Vaduz)行きのバスが出ているのです。
サルガンス12時36分発のバスは僅かばかりの乗客を乗せて出発。国境を越える“国際連絡バス”ですが、ごく普通の路線バス風。いつのまにか国境を越えて12時58分には終点のファドゥーツ・ポスタに着いてしまいました。下の写真はバスの終点。何の変哲もない街中でした。
リヒテンシュタインは面積160平方キロメートル、人口3万5000人の小国。面積は日本の小豆島と同じくらい。
まずは観光案内所のリヒテンシュタイン・センターへ。
ここで入国スタンプをパスポートに押してもらいましたが、有料でした(2スイスフラン)。
リヒテンシュタインは切手で有名ですが、センターの売店にはお土産用の切手がたくさん。発売年ごとの切手セットも。自分の誕生年のセットを捜しましたが、残念、1960年以降しかありませんでした~。
ファドーツ市内のマップを頂いて、雨が降ったり止んだりの中、街歩きに出発しました。見どころは全て半径500m以内にあるようです。
まずは隣接する切手博物館へ。
入場は無料。
切手の歴史の解説、切手のデザインの原画や各種消印スタンプなどが展示されていました。もちろん切手の販売も。
外へ出てシュテットル通りを進むと、路上にも大きな切手。
現代美術館はとっても立派でした。こちらは有料。中を一巡しましたが“現代美術”ですから、とりたててリヒテンシュタインらしいものは・・・。素敵なカフェが併設されていました。
通り沿いにはカフェやレストラン、ホテル、雑貨店などがたくさん。スイスとオーストリアに挟まれた地理的な条件のためか、バスで移動中に休憩がてら立ち寄る外国人ツアー客が多いようでした。日本人には全く出会わず。
丘の上にはファドーツ城が聳えていましたが、お城の前まで登るのに約20分かかるとのこと。
それに現在でも侯爵が住む城内には入れないので、下から眺めるだけにしました。
もと来た道を引き返し、カトリック教会の尖塔を遠くから眺めれば、あとはとりたてて用は無し。
天気も悪いので、早々に15時00分発のポストバスでサルガンスへ戻ることにしました。
たった2時間の滞在は、一国としては最短記録。
帰りもやっぱり国境が判らない~。
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