12月13日日曜日。雨時々曇り。朝は9℃、日中は10℃。折角の日曜日は終日スッキリしない天気でした。
今日は午後からは普段履きの靴を買いに出て、帰りがけに食料品も調達して来ました。夜はチョッとした会があって4人で会食。
さてもう12月。この夏のスイス旅行のレポートもそろそろ締めくくらなければなりません。毎年だらだらとこの時期までもつれ込んでしまいます。8月14日にリヒテンシュタインのファドーツを見物して15時00分発のポストバスでスイスのサルガンスに15時22分着。サルガンス15時27分発のスイス国鉄RegioExpressに乗り継いでクールに15時48分に戻って来ました。スイス最終日の今日はここクール泊。
駅からノンビリ歩いて旧市街にあるホテルを目指します。徒歩15分ほど。
クールは実に5000年もの歴史を持つスイス最古の街。先住民が暮らし始めたのが紀元前3000年、紀元前15年にはローマ人が支配して、現在のクールという街の名前の起源の名前が付けられたそうです。
ここに来るのは10年前の2005年8月以来。その時はスイス到着初日にチューリッヒ空港から列車で夜遅くに到着しましたが、今回は最終日に翌朝チューリッヒ空港へ向かうために宿泊。
観光地ではありませんが、落ち着いた街の佇まいが良いです。
旧市街のはずれにある聖マルティン教会をのぞいてみます。1491年築。
街の規模は歩いて周るには丁度良いサイズ。
雨上がりで濡れた石畳がしっとり。
さて最終日のホテルはロマンティック ホテル シュテルン。
3つ星ランクのホテルで決して豪華ではありませんが、360年もの歴史がある老舗。10年前にもここに泊まりました。
小さなフロントでチェックイン。中は入り組んだ迷路のような構造。段差だらけですが、一応エレベーターは備えられています。窓を開けると旧市街の家々の屋根しか見えません。
冷房は無し・・・というか真夏でも必要のない気候。扇風機で十分です。
スイスは星の数が少ないホテルでも清潔で居住性には心配ありません。
最後の夕食は、ホテルに併設されたスイス料理の地元で人気のレストランへ。週末のせいか店内は地元の方たちで大賑わいでした。
スイスサイズでは食べ切れないので、最初から少なめにオーダー。
食後は翌日の帰国に備えてせっせと荷造り。
翌日8月15日土曜日は、早々に朝食を済ませてチェックアウト。15分程歩いてクール駅へ。
列車を待つ間に駅の構内をうろうろしていたら、古い入換え用電気機関車が留置されていました。1944~1947年に製造されたEe3/3形です。
すぐ脇にはRe6/6(左)とRe4/4(右)。薄汚れていますが現役機でしょうか。
クール駅を8時39分発のチューリッヒ中央駅行きに乗り込みました。
土曜日の朝のせいか、車内はガラガラ。
チューリッヒ中央駅までは約1時間20分。
10分程の接続でチューリッヒ空港駅まで約10分。
帰りは13時発のスイスインターナショナルエアラインズLX160便。成田までは約12時間のフライト。機種は来た時と同じA340-300です。
成田空港には8月16日7時50分着。いつもの様に駆け足の慌しい旅行でしたが、列車にもたっぷり乗ったし中身は充実。次回はどうしようかな~!?(完)。
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