1月5日火曜日は晴れ、1月6日水曜日は曇りでしたが、両日とも朝は4℃、日中は11~13℃まで上がり、比較的暖かい仕事始めになりました。
当院は5日火曜日から平常通り診療開始。昨年は年末年始とインフルエンザのピークが重なったために、正月明けはとんでもない事態になりましたが、今年は至って平穏でした。かぜ症状の方はそれなりに多いものの、インフルエンザの方は火曜日はA型お一人、水曜日はA型、B型各お一人ずつ。感染性胃腸炎の方もさほど多くありませんでした。今年は記録的に暖かい正月だったからかもしれません。
さて今日は正月の金沢行きの続き。3日の帰りがけに金沢駅で1時間ほど時間が出来ました。
金沢駅は旧国鉄からJR西日本へ移管されましたが、2015年3月14日の北陸新幹線開業によってJR西日本と、JR西日本から経営分離されたIRいしかわ鉄道(金沢~倶利伽羅までの旧北陸本線)の共同使用駅となりました。
兼六園口(旧東口)側に出ると「もてなしドーム」内へ。3019枚のガラスが使われているそうです。
その先には「鼓門」。
2011年にはアメリカの旅行雑誌「Travel+Leisure」で世界で最も美しい駅14選の第6位に選ばれたそうです。
駅周辺でぶらぶら1時間過ごすのも勿体無いので、おもてなしドームの地下へ降りて、一角にある北陸鉄道浅野川線の北鉄金沢駅へ行ってみました。 4年前の正月にも来たことが有りましたが、その時と全く変わらぬ佇まい。
チョッと待てば14時30分発の電車があって終点の内灘までトンボ返りして来れそう。土日祝限定の“1日フリーエコきっぷ”で往復400円ですしね~。
駅は頭端式ホーム1面2線。ホームに入ると4年前と同じ京王井の頭線の元3000系が待っていました。私は高校の3年間を井の頭線で通学していましたので、とっても懐かしい車両です。
裾絞りの無い片開扉車は井の頭線の3000系の中でも初期の第1、第2編成のみでした。
2番線には裾絞りのある両開扉車も留置中。ラッシュ時には動くのでしょう。
車内の銘板を見ると昭和37年の東急車輛製。京王重機で平成8年に改造されています。
井の頭線時代は5両編成でしたが、北鉄では2両に改造されてワンマン運転仕様に改造されています。
2編成が運用に就いていて、途中の三ツ屋で列車交換。
川幅の広い大野川を渡ると粟ヶ崎駅。
その次が終点の内灘駅です。全長6.8km、所要はわずか17分でした。
折り返しまでは13分。
その間に車両をつらつら眺めておりましたが、大きな変化もなく良く原形を留めていました。
もちろん大きなスノープラウは雪国に来てからの装備。
改札を出て駅舎を眺めてみると、2階建てのこじんまりした地方私鉄らしい雰囲気。
1974年まではこの先1.3kmの粟ヶ崎海岸駅まで路線が延びていましたが、廃線に伴ってここが終着駅になりました。
内灘には僅か13分の滞在。同じ車両でそのまま来た道を引き返しました。三ツ屋で先ほどの車両と再度交換。
・・・ということで、北鉄浅野川線を4年振りに往復してから新幹線ホームへ上がりました。右下の「ひゃくまんさん」は石川県の公式ゆるキャラです。
15時53分発の臨時「かがやき530号」東京行きはUターンラッシュの最中ゆえ満席でした。
帰りの車窓からも黒部や妙高がクッキリ。
正月らしからぬ天気の三が日でした。
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