2月の終盤、25日木曜日から28日日曜日までは連日晴れベースの天気でした。この時期らしく、朝は0~3℃で寒かったものの、日中は週末になるにつれて気温が上昇。2月最後の日曜日の今日は14℃まで上がりました。春遠からじ~。
週末のクリニックは、インフルエンザのピークが過ぎ去って1週間前とは比べ物にならないくらい落ち着きを取り戻しました。 一体あの喧騒は何だったのでしょう。その代わり(?)花粉症の症状が出た方が多くなりました。
週末は溜まってしまった事務仕事を淡々とこなしていつの間にか終わっていました。
さて、現在本屋さんに並んでいる鉄道関連の本や雑誌は、この3月26日に開業を控えた北海道新幹線関連がたくさん。その中で急行列車に関連したものがいくつか。
これは以前にも触れたように、北海道新幹線開業に合わせて青森と札幌を結ぶ最後の定期夜行急行列車「はまなす」が廃止されるため。
下の写真は札幌駅に進入する「はまなす」(2013年10月14日撮影)。
1882年(明治15年)3月のダイヤ改正で急行列車が登場して以来、脈々と122年続いて来た最後の急行列車が「はまなす」。単に1列車の廃止とは重みが異なります。
下は「さよなら急行列車」(JTBパブリッシング、2016年2月1日初版発行)。
かつては日本全国縦横無尽に走り回っていた急行列車。学割の周遊券でも急行の自由席には乗れたので、学生時代にはずいぶんとお世話になりました。本書には急行列車の黎明期から全盛期、そして今日の衰退期までが端的にまとめられています。
下の写真は20系客車に置き換え直前の夜行急行「銀河」(東海道線根府川、1975年3月)。
同じ日に撮った153系急行型電車。
この頃はまだ全盛期の余韻がありましたが、既に急行型車両の増備は終わり、次々に特急列車への置き換えが始まっていた頃でした。
最後の急行列車「はまなす」は、3月21日夜の青森発札幌行きが最終列車となります~(涙)。