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急行ニセコ客車

2月14日日曜日。雨のち晴れ。朝から何と17℃、日中は22℃。昨夜から本日午前中にかけては、前線を伴った低気圧が通過したため大荒れの天気になりました。気象庁は本日午前「春一番」が吹いたと発表。

雨が止んで風が弱まった夕方から買物に出ましたが、午前中の悪天候で出控えていた方々が一斉に出て来たのか、街中は普段よりも混雑していました。軽めのジャケットを羽織って出たのに、汗だくになりました。

さて、先日手に入れてから長らく放置したままになっていた天賞堂の「急行ニセコ」旧型客車7両セットを取り出してみました。

急行ニセコは函館本線の函館~札幌間を結んでいた急行列車。昭和46年まで日本最大の蒸気機関車C62型が牽引。特に長万部~小樽間はC62が重連で牽引していたため、SLブームの最中に全国にその名を轟かせていました。廃止から40年以上経った現在でも語り草になっています。

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C62型蒸気機関車の模型は今まで随分製品化されて来たのに、機関車に続く客車は今まで製品に恵まれませんでした。真鍮で自作して編成通り連ねると、重くなり過ぎて牽けない・・・なんてことも。そこへ待望の軽量なプラスチック製の製品が発売されたのでした。やはり中国製の量産品です。

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7両セットの内訳は、スハフ44+スロ62+スハ45×4+スハフ44。驚くべきことに特定ナンバーです。ナンバーや検査標記、所属標記、愛称板や急行札、号車札に至るまで、全て印刷済み!。

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至れり尽くせりで、購入後ほとんど何もすることが有りません。老眼のズボラなユーザー(誰のこと!?)には助かります~。

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スハ43系以前の旧型客車の屋根は、キャンバス(帆船の帆として使われてた厚地の布)にアスファルトを塗ってコールタールで貼っていましたが、良く見るとその継ぎ目のスジの表現まで!。

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北海道の客車の特徴だった歯車式車軸発電機もしっかり装着。

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オプションの作業として、行先表示のサインボード(別売り)のシールを貼ります。

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「札幌行」と「函館行」がそれぞれ20枚ずつ。どちらにするか迷いましたが、郵便車や荷物車が付いてよりバリエーションがあって編成の長かった103列車下りニセコ3号を再現することにして「札幌行」を選択。

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サボが付くだけでリアリティが増しますね~。

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さらに室内灯を取り付け。ボディーをパコッと外して・・・

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LEDが配列された基盤を天井にネジ止めするだけ~。

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白熱球を配線して取り付けていたのは遠い昔の話です。

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あとは手を入れ出せばキリが無いのでしょうが、最低限の作業はこれでおしまい。

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通電してみると・・・。

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う~ん、いい感じです~。

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私自身は最初の渡道の折、1973年4月2日に札幌発10時10分発のニセコ1号に乗車しています。函館に16時10分着でしたが、既に牽引機はDD51型ディーゼル機関車に替わっていました。あと1年半早ければC62牽引だったのにね~。

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