5月4日水曜日。雨のち晴れ。朝は19℃、日中は27℃。みどりの日は朝方まで昨夜からの低気圧に伴う前線の通過で暴風雨が続いていましたが、日中は強風が続いたものの天気は回復して日射しが戻り、一気に気温が上がって夏日になりました。
今日は少々早起きをして湘南新宿ラインで大宮まで。大宮9時58分発の北陸新幹線「はくたか557号」に乗り込んで上越妙高で下車。チケットは昨日インターネットで確保していました。
上越妙高には11時30分着。ここから2両編成の「えちごトキめき鉄道」の電車に乗り換え。
上越妙高11時51分発の直江津行きで11時56分に高田着。
もとは信越本線ですから、2両編成が停まるにはあまりに立派で長大なホーム。ホームの上屋も古そうです。
改札口は有人。駅舎自体は昭和27年12月改築のもの。
北陸新幹線が昨年3月14日に開通する前までは自動改札機だったそうですが、新幹線開業に伴ってJR東日本からえちごトキめき鉄道に移管されたため撤去されてしまったそうです。
高田駅を正面から見るとまるでお城ようですが、それもそのはず高田城をモチーフに平成14年に完成した建物(厳密には駅舎ではなくて、駅前の通路を覆うアーケード。本来の駅舎の前に建てられています)。因みに高田は1614年に徳川家康の六男である松平忠輝によって開かれた城下町です。
駅近くでランチを済ませたあと駅の周辺を散策。駅近くの古美術骨董品屋さんの前には巨大な鉄人28号が!。一番繁華であろう本町通り商店街を南下。城下町らしく和菓子屋さん、お茶屋さん、お味噌屋さん、蒲鉾屋さんなどが並んでいましたが、シャッターが閉まっている店舗も多くて人通りはとっても少なめ。
西洋近代建築は旧第四銀行。東側のお城へ行ってみようかと思いましたが、あまりにも暑くなって来たため、西側の儀明川を渡って雁木(雪よけの屋根)が残る仲町通りを北上。
高田の雁木は総延長16km!!。仲町通りは居酒屋やスナックなどが林立していて、かつての賑わいが偲ばれましたが、果たして現在は営業しているのか・・・。
「飲んだら乗るな・・・」の標語は最近とんと見かけなくなりましたね~。
右下は江戸期から続く老舗料亭の門構え。
それにしても「だっ、誰か~!」って叫びたくなるほど人影を見ません。
唯一残る桶屋さんは現役。かつては40件ほどあったそうです。
駅前通りを渡ってさらに北上してみますが・・・。静かです。今は使われていない様ですが、もしや私と同業者のような雰囲気が。
塚田牛乳は明治34年創業の新潟の牛乳屋さんだそうで、懐かしい宅配ボックスは現役の様でした。
屋根に上れるように梯子が架けてあるのは、雪おろしのためでしょうか?。
本町通りへ戻って北上すると、雁木の中に「高田世界館」の文字が見えて来ました。
実は本日高田まで来た目的のひとつは「高田世界館」を見学すること。でもチョッと長くなって来たので続きはまた後日に~。
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