週明けの5月23日月曜日と5月24日火曜日は両日とも晴れ。朝は19~20℃、日中は28~29℃。日曜日から相変わらずの“夏”続きでした。・・・にもかかわらす、週明けのクリニックはかせ症状の方がたくさん。日中は“夏”でも朝晩は20℃を下回ってますから、その気温差は10℃くらい。気温変化に順応するのは大変なようです~。
さてチョッと古いネタになってしまいましたが、5月1日に天竜浜名鉄道(通称天浜線)に乗りに行った時のレポートがまだ完了していませんでした。
天浜線の掛川駅には「転車台見学」のお知らせが。 午前の部は間に合いませんが午後の部は13時50分からでちょうど良さそう。
天竜二俣駅には12時44分着。
改札口には“波平さん”の後姿かと思いきや、前へまわると・・・誰っ!?。
木造平屋の駅舎は昭和15年の開業時からのもの。
昔の地方の中心駅って雰囲気。駅舎内にはラーメン店「ホームラン軒」があったので、ここで昼食を食べながら13時50分の集合時間まで過ごしていました。
時間が近付くといつの間にか大勢の人が集まっていました。駅前には観光バスも。見学ツアーは天浜線利用者は大人200円、こども100円、それ以外の場合は大人300円、こども150円。
職員の方の誘導で、ゾロゾロと駅構内を横切って南側へ。途中、駅の西側にはキハ20とナハネ20が留置されていました。かつて鉄道公園を作る構想があったそうです。
駅の南側を線路沿いを辿って駅の東側にある機関区へ向かいます。
やがて蒸気機関車時代の給水塔が見えて来ました。
職員の方の先導で敷地内を進んで行くと・・・!?。昭和へタイムスリップしたような情景。左の建物は現在も現役の事務所でした。
蒸気機関車の乗務の後に、煤を洗い流したであろう風呂場も残っていました。
来た道を振り返ると、突きあたりに聳えるのは先ほどの給水塔。物干し竿にはナッパ服?。
そしてお目当ての転車台(ターンテーブル)が見えて来ました。下路式で比較的小振り。ここに配置されていた蒸気機関車はC58形が最大級だと思われますのでこれで十分だったのでしょう。
転向した先には4線の木造扇形機関庫が!。
やがて転向デモの始まりです。気動車がターンテーブル上へそろりそろりとやって来て台上に。継ぎ目では結構大きな音がします。
全長18.5mの小型気動車でもギリギリの寸法。
いよいよ転向開始。
子どもたちの歓声が上がりましたが、大人でも多くは転車台が動いて行いるところを見たことの無い世代!?。
角度的にはほんの少しの転向でしたが、動いているところが見れただけで貴重な機会。
さてその後は機関庫周辺の見学。昔は6線あったようですが、今では2線は屋外。ピットが残っています。
機関庫の大きな扉も木製です。
庫のヌシは今では気動車ばかりですが、思いのほかジャストフィット。
1番線の左側の木の扉を開けると・・・。
そこは資料館になっていました。
国鉄二俣線時代の貴重な資料の数々。
見学時間はトータルで約45分でしたが、あっという間に過ぎました。
もう1回転車台の全景を眺めてから・・・。
後髪を引かれながら駅へ。
駅のホーム端から見た機関区遠景。
駅へ戻るとちょうど列車の時間。掛川行きが入って来ましたが・・・。
折角ここまで来たので、掛川行きで戻らずに、反対の終点である新所原を目指すことに。
沿線は天竜川流域や浜名湖北岸を巡る景勝の地。
途中下車したくなるような駅もたくさんありましたが、時間がありません。
終点の新所原から東海道本線に乗り換えて、浜名湖の南岸を浜松まで。
浜松からの新幹線は「ひかり」と「こだま」のみ。17時11分発の「ひかり」で帰って来ました。
いや~、見どころ満載でした。“鉄”でなくとも楽しめます~(たぶん・・・)。
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