10月12日水曜日は晴れのち曇り、10月13日木曜日は終日曇り。朝は14~15℃まで下がるようになって、長袖の上着が必須の気温になって来ました。
クリニックはインフルエンザワクチン接種が佳境に入って来ました。一方で巷ではポツリポツリとインフルエンザの方もいらっしゃる様で、高熱でインフルエンザを心配して受診された方もいらっしゃいました(迅速診断では陰性でした)。長引く咳の方や、喉から熱を出している方も多くなりました。
さて今日は、だいぶ遅くなってしまいましたがこの夏のペルー旅行のレポートを片付けてしまいます。旅の最終日8月16日、クスコの朝はやはり晴天に恵まれました。朝食後に街の中を散策。
街の造りはかつての宗主国であるスペイン風。
清々しい朝ではありましたが、やはり標高3400mでは急ぐと息が切れます。
高地順応には結構時間がかかりそう。
早朝のこととて、観光の拠点アルマス広場のお店もまだ開いていません。
広場中央のインカ第9代パチャクティ皇帝に別れを告げて・・・。
クスコ発10時20分のLATAM航空2022便でリマへ戻ります。
クスコ上空はすっきり晴れていましたが・・・。
海沿いのリマが近付くとやはりどんより曇り空。この季節のリマは雨は降らないのに滅多に晴れないそうです。リマには11時50分着。
ここでトラブル発生。クスコで預けた荷物がいつまで経ってもターンテーブルに出て来ません。嗚呼、この期に及んでロストバゲージでしょうか。空港係員に事情を話して諸手続きをしている間に、もう次のクスコからの便が到着してしまいました。次の便の荷物が出て来て、ふとターンテーブルを見たら何と自分の荷物が回っているではありませんか!。荷物だけ次の便でやって来たのでした。ふぅ~っ。でもなんといい加減な・・・。
気を取り直して空港から太平洋岸のミラフローレス地区へ。
この一帯には断崖上に高級マンションやホテルが立ち並ぶペルーの高級地区。
上空を飛んでいるのは沢山のパラグライダー。
ランチは桟橋の先端に突き出たシーフードレストランで。
中で食事をしているのは白人ばかり。ペルーはヨーロッパ系15%、メスティソ(先住民とスペイン人の混血)37%、先住民45%の人口比ですが、やはり人種間の格差や差別が歴然と・・・。
ともあれシーフードはとっても美味でした。
窓の外には白い髭が特徴的なインカアジサシ。ペルーからチリまでの太平洋岸に分布しています。
さて食後はラファエル・ラルコ・エレーラ博物館へ。
ペルーの古代文化に関する膨大な収蔵品が展示されていました。
ペルーにはインカ以前から高度な文明が存在。文字は無かったけれど、紐の結び目で情報を伝達する手段を持っていました(右下)。
左下はミイラ。
あまりに高度な文明と・・・。
豊富な金を持っていたばかりにスペイン人に征服されてしまいました。
目が眩むような金を見て外へ出たら、そこにはハチドリの姿。飛翔する場面は速過ぎて撮れません~。右下は判り易いトイレ表示。
さていよいよ帰国。夕食は空港近くで済ませて深夜0時03分リマ発のアメリカン航空AA0988便ダラス行きに搭乗。ボーイング757でした。
アメリカのダラスには朝7時30分着(リマとダラスは時差がありません)。着陸直前に眼下に見えた広大なハイウェイがいかにもアメリカ。
アメリカ入国手続きと出国手続きを行ってダラス10時50分発AA0175便東京行きで成田へ。機材は来た時と同じボーイング777-200でしたが、リニューアルされていない機材でしたので映画の本数は少なめでした。
成田には8月18日の14時00分着。こうして4泊8日のハードな旅は終了しました。やはり南米は遠くて飛行機は十分過ぎるほど堪能出来ました。
翌日からいきなりフルに仕事~(完)。
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