10月22日土曜日。曇り。朝は14℃、日中は19℃。日中でも20℃に達しない薄ら寒い一日になりました。
今日のクリニックは朝早い時間帯が混雑。長引くかぜ症状の方がたくさん。それでも昼過ぎからは落ち着いて時間通りに終了。
終了後はとある講演会を聴きに都内へ出かけました。診療が早く終わって講演開始まで少々時間があったので、電車を乗り越して上野駅まで。今日は団体臨時列車「カシオペア紀行青森」の運転日だったのです。
“カシオペア”って無くなったんじゃ・・・?。そう、今年の3月で一旦は一般運行が終わりましたが、その後も旅行会社のツアー専用臨時列車として不定期に運転されていました。定年退職後の臨時アルバイトみたいな感じ!?。本日の催行は読売旅行。
お馴染みの13番線ホームに行ってみると、カシオペア編成は既に入線していました。でも列車の周囲は今年3月の廃止直前、鉄道ファンや見物客で大混雑していた頃がウソのような静けさでした。
牽引機は2010年6月から廃止まで使われていた新鋭のEF510形電気機関車ではなく、その前の世代のEF81形電気機関車。
80号機は田端運転所の所属。
昭和48年9月の新製ですから、既に製造から40年以上経っているはずですが、とっても美しく磨かれて大切に扱われている様子。
車体に大きく描かれた流れ星のマークはかつて「北斗星」牽引機であった証です。
EF81形電気機関車とカシオペア客車の組み合わせも今となっては懐かしい。
機関車側の展望席は誰でも座れる特等席でした。
団体臨時列車であっても食堂車も営業。
もう1回乗って見たい・・・。
発車時刻が近付いて乗客の方々が次第に集まって来られました。参加者はさすがに熟年以上の方が多い様子。かつての喧騒は微塵も無く落ち着いた出発風景が繰り広げられていました。これが普通です。
後継のJR東日本の超豪華列車「TRAIN SUITE四季島」が2017年5月に運行開始予定。カシオペアの姿が見られるのもあと僅かかも!?。
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