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オホーツク巡礼

さて、10月16日の網走行きのレポートがまだ完結しておりませんでしたので今更ですが完結させます~。

札幌発7時21分の特急「オホーツク1号」に乗って12時40分に網走着。5時間19分の長旅でした。

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まずは網走の商店街で海鮮ランチ。周辺はご多分に漏れずシャッターが閉まっているお店が多めでした。その後近郊の能取岬へ向かいました。

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岬の灯台周辺は広々とした草地。

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灯台の先には静かなオホーツク海が広がっていました。天気も良くて気分爽快。

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条件が良ければ知床半島まで見えるとのことでしたが、残念ながら見えませんでした。

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その後は夕方の飛行機の時間まで釧網本線を辿ってみることに。まずは網走から3つめの藻琴駅へ。

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懐かしい木造駅舎が健在でした!。

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開業は大正13年11月15日。琺瑯看板が現役。

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昭和61年に駅員配置が無くなり簡易委託化。その後平成4年には簡易委託も廃止され完全無人化されていますが、かつての駅事務室では喫茶店が営業中。

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ホーム側は窓や扉がアルミサッシ化されていますが、素朴な佇まいは恐らく開業当初から大きくは変わっていない模様。海岸からは少々離れているので隣の北浜駅ほど有名では有りませんが、そのノスタルジックな雰囲気は感涙モノ!?。

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さてさらに隣の北浜駅へ。ここは「オホーツク海に一番近い駅」として有名になって、たくさんの映画やテレビドラマにも登場しました。ここでもかつての駅事務室では喫茶店が営業中。

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下の写真は昭和57年3月18日に訪れた時の写真。当時と比べると今の駅舎はだいぶ小奇麗になっていますね。

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駅名の琺瑯看板はそのまま。

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待合室に入ってみると壁面にはたくさんの切符や名刺が貼られていました。

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時刻表は隙間だらけで列車は僅かに7往復。

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駅舎脇には流氷見学用の展望台があって、上からはオホーツク海が一望出来ました。

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左下が網走方面、右下が釧路方面。

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さらに次の駅は原生花園駅。ここは例年5月1日から10月31日まで営業される臨時駅。

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小清水原生花園の最寄り駅で、展望台に直結。

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展望台に上がって見ると原生花園が見渡せました。

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ただ今の季節は僅かにハマナスの花と実が僅かに彩として見られるだけでした。初夏なら花々が咲き乱れていることでしょう。

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下は網走方面を見たところ。右がオホーツク海、左に濤沸湖。

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やがて遠くから網走発釧路行きの普通列車がやって来ました。

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北海道仕様のキハ54形気動車500番代1両編成でした。

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だいぶ日が斜めになって来ました。そろそろ空港へ向かわないと・・・。

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途中で網走湖に沈む夕日を眺めてから女満別空港へ。

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18時30分発の東京羽田行きはANAとAIR DOの共同運航便。ボーイング737でした。

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羽田空港までは僅か1時間55分。飛行機なら近いのにね~。

11月18日にJR北海道は単独では維持が困難な10路線13線区を発表しました。その中には当然(!?)石北本線も釧網本線も入っていて・・・。存続は厳しいかも~(涙)。

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