1月6日金曜日と1月7日土曜日はスッキリした冬晴れになりましたが、朝は0~1℃、日中は7~10℃とこの時期らしい寒さになりました。
年明けのクリニックは、案の定それなりに混雑したものの、それでも例年よりは平穏なスタートでした。インフルエンザの方は更に増えて来ましたが、ピークはもうしばらく先になりそうです。長引く咳の方は多くて、肺炎の方もチラホラ。土曜日の診療終了後は、新年早々にも拘わらず都内で開催された感染症関連の講演会に参加させて頂きました。
さて今日は先日の金沢行きの続きを。三が日を金沢で過ごして1月4日の帰宅前に主計町(かずえまち)茶屋街あたりを歩いて来ました。ここは浅野川沿いの昔ながらの料亭や茶屋が立ち並ぶエリア。浅野川大橋を挟んで対角にある有名な東山ひがし茶屋街に比べるととっても静か。小雨交じりの天気で、かつ朝10時前とあって人影疎らでした。
その中の1件町家カフェ「土家」で小休止。建物は大正2年に建てられた茶屋を修復した市指定伝統建築物。
オープン直後でしたので先客の姿は無し。店主の方が2階へ案内して下さいましたが、そこは2間続きの喫茶スペースになっていました。浅野川側の部屋の床の間はこの地方独特のベンガラ色!。
外がモノトーンの季節が長いので取り入れられた色調とか。
眼下には浅野川が見えます。例年なら雪景色なんでしょうが。
ちなみに反対側の部屋の床の間は萌黄色でした。
どちらも捨て難い色調。
オーダーする前に店主の方が加賀棒茶と羊羹を供して下さいました。メニューを拝見すると飲み物のほとんどが500~600円。コーヒーを頂きましたが、お茶とお菓子が付いてこの値段とは申し訳ないくらいです。
小休止後はさらに尾張町方面へ。金沢は戦災にも震災にも遭っていないので、旧い建物がたくさん残存。
新旧混在した街ですが、左下の旧い建物の裏手の城塞のような建物はイタリアンレストランの「エバンス」というお店でした。
ちょうど昼時でしたので、ここでランチにすることに。店内はおせちに飽きた(?)方々で賑わっていました。
想像以上に本格的なイタリアンでした。ランチ後はさらに周辺を散策。
観光地でも観光シーズンでも無いためか観光客の姿は無し。周辺はヒッソリしていました。
チョッとタイムスリップした気分に浸ることができました。
帰りの新幹線の時間が近付いて来たので早々に金沢駅へ。
金沢駅は帰省客と国内外の観光客で信じられないほどの混雑ぶりでした。帰りの北陸新幹線はもちろん満席。
帰りは速達型の「かがやき542号」。2時間40分で東京に到着しました。東京駅もいつもながら迫力の混雑ぶりでした。
仕事をしていると長いのに、遊んでいるとアッと言う間~。
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