今年のゴールデンウィークは後半も天候に恵まれて行楽日和が続きました。北海道ではフェーン現象のため一気に30℃以上に上がったところもあったようです。
私自身は、5月3日水曜日は実家でこの時期恒例の身内の集まり。10人と2匹で集まってのランチパーティーでした。5月4日木曜日は午前、午後とも所用で外出。5月5日金曜日のみ朝からフリーでした。
5月5日金曜日は取り敢えず小田急線、千代田線で都心方面へ。電車内で行先をつらつら考えて、今まで乗ったことのない東武大師線に乗ってみることに。
北千住経由で東武スカイツリーラインで西新井へ。西新井で東武大師線に乗り換え。
東武大師線は西新井~大師前を結ぶ盲腸線で、途中駅は無し。路線距離はたったの1.0km、全線単線です。
西新井で隣のホームに停車していた2両編成のワンマンカーに飛び乗ったら直ぐ発車。本線から岐れて左へカーブし、これから加速かと思ったらもう終点でした。
車両はグリーンに白帯のリバイバルカラーを施された8000系2両編成。東武亀戸線と共通運用されているそうです。
大師前駅は緩くカーブした屋根に覆われた1面1線のホームでチョッとだけヨーロッパ風!?。かつては2線だったのかもしれません。
無人の改札口を抜けると、西新井大師は目の前。隣接する牡丹園の牡丹は既に終わり。境内の藤棚の藤は・・・。
辛うじてセーフ?。
でも日差しが強かったので、藤棚の日陰はホッとする空間でした。
境内にはいぼ取りに霊験在りとの「塩地蔵」や・・・。
寿命長遠の功徳がある「水洗い地蔵」のお姿が。
水屋の手水鉢は重そう!?。
そして立派な大本堂。もちろんチャンとお参りして来ました。おみくじは“吉”。
本堂の軒下には立派な牡丹が飾られていました。
現在修復中の山門の脇を抜けて参道へ出てみると・・・。
両脇には草だんごと煎餅のお店が多数。
周辺は昭和の香りがする商店が散見されました。
さて周辺を一巡して大師前駅に戻って来ました。
大師前駅には自動改札機・自動券売機・自動精算機は設置されておらず、西新井駅構内の乗り換え通路上に設置されています。そのため改札口はがらんとした感じ。
ホームに上がってしばし待っていると、来た時と同じ2両編成の8000系がやって来ました。
“津覇車輛”は小田急や東急では見かけない銘板。
一駅乗って西新井駅のホームに降りると、掲示板には“中央林間”の表示。ここから乗り換え無しで中央林間まで行けるのが、何だか不思議な感じです。
ただし中央林間までは約1時間半かかります。曳舟を出て押上から半蔵門線に乗り入れたら眠くなって・・・。目覚めれば電車はいつの間にか馴染みの区間を走っておりました~。