8月21日月曜日と8月22日火曜日はやはり相変わらず曇りベースの天気。朝は23~25℃、日中は30~32℃。週が明けてやっと夏休みモードから脱却して本格始動・・・のはずでしたが、何だかチカラが入らず~。
クリニックはそこそこの混雑でしたが、普段は土曜日にしか来れない会社員の方が現れたり、授業時間帯に学生さんが現れたりで、まだまだ世の中は夏休みが続いている様子。そういえば朝の通勤電車も空いていました。かぜの方は依然として多め。
火曜日の昼は医師会事務局で会計業務。でも他の診療時間外はひたすら健診の判定作業。この過酷な状況は9月一杯まで続きます。
さて今日は7月17日、九州行きのレポートの続きを。あれっ、お盆休みのレポートはどうしたかって?。いろいろと滞っておりまして・・・しばらくお待ち下さいませ~。
前日は熊本泊まり。翌7月17日月曜日は朝の鹿児島本線普通列車で新八代へ向かいました。
第三セクターの肥薩おれんじ鉄道(旧鹿児島本線の八代~川内)の運行する観光列車「おれんじ食堂」に乗車するためです。「おれんじ食堂」の始発駅は新幹線接続駅の新八代で、八代~新八代間はJR九州に乗り入れて来ます。
新八代駅の上り線ホームに回送列車が到着。
一旦博多方へ引き上げてから下り線側の側線で待避したのち、下り線ホームに入線して来ました。
編成は2両。肥薩線同様にこちらも水戸岡鋭治氏のデザイン。
金、土、日、祝日を中心に朝、昼、夕の3便運行されています。われわれが乗車したのは2便のSPECIAL LUNCH。
本来の起点駅、八代駅ではくまモンのラッピングの単行普通列車が発車を待っていました。肥薩おれんじ鉄道は19両のディーゼルカーを所有していますが、おれんじ食堂の2両編成以外は基本的に単行。
この「おれんじ食堂」のコンセプトは、風光明媚な景色を眺めながら沿線の“食”を堪能すること。
旧鹿児島本線は区間によっては意外に海岸線ギリギリを走ります。
車窓は梅雨が明けて夏本番の光景。向こうは天草。
こんな静かな海でのんびりしたい・・・と一瞬思いましたが、この暑さではのんびりなど出来るはずはなく、冷房の効いた車内から眺めるのが一番!?。
各停車駅では地元の方々による「駅マルシェ」が開催され、予め配られたクーポン券と引き換えにその土地の名物のお土産を頂けるという趣向。
そんな訳でところどころで途中下車しながら、その土地の名物を堪能。
今は第三セクターとは言っても、元来は鹿児島本線ですから、ローカル駅でもホームは長大。駅施設も立派です。
さて停車中に車内を探索。
内装は水戸岡デザインの常としてwoodyな雰囲気。
運転台の横には小さな展望席。
2号車の隅にはお菓子ブッフェ。八代市のマドレーヌと芦北町の塩せんべい。
次駅表示はマニュアル操作。
お土産のカレーパンと芦北産甘夏入りのサーターアンダギー。津奈木町のジュースが配られました。
水俣駅は意外にこじんまりしていましたが・・・。
内装はリニューアルされて瀟洒。やはり水戸岡デザインです。
水俣を出ると、ほどなく袋駅~米ノ津駅間の小さな川(境川)にかかる小さな石橋(境橋)が見下せる場所で列車は徐行。ここが肥後と薩摩の境界で、薩摩藩主の参勤交代の主要道路であったのにもかかわらず、防衛上長らく橋は架けられていなっかったそうです。この橋が架けられたのは明治16年になってからだそうです。
ここを過ぎるといよいよ薩摩の国。
でも、チョッと長くなって来たので続きはまた後日に~。
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