1月7日日曜日。晴れ。朝は-1℃、日中は10℃。
今日は寒いけれど天気が良かったので午後から葛飾柴又まで行って来ました。ご存知“寅さん”の聖地ですが、実は私は初めて。
小田急線代々木上原から千代田線の直通電車で綾瀬を過ぎて常磐線の金町駅で下車。JR駅に近接する京成金町駅から京成金町線に乗り換え。
京成金町線は京成高砂と京成金町を結ぶ僅か2.5km、3駅の単線で、4両編成の電車が中間の柴又駅で列車交換を行うダイヤ。日中は15分間隔の運転です。京成金町駅の1面1線ホームで待っていると、程なく電車が入って来ました。
車体には“芝山鉄道”の標記。芝山鉄道は成田空港建設に絡んで1981年に設立された第三セクター鉄道で、路線は東成田駅~芝山千代田駅間2.2kmのみ。日本で一番保有路線が短い鉄道会社だそうです。
現有車両もこの3500形4両編成1本のみで、京成電鉄からのリース車両。
発車するとたった1kmで隣駅の柴又駅に到着。因みにさらに1.5kmで終点の京成高砂駅です。
上下の電車が同時に到着する柴又駅は、正月も7日というのにまだまだ参拝客で大混雑でした。
駅前広場には“寅さん”と“さくら”の等身大の銅像。
帝釈天へ向かう狭い参道はラッシュ並みの混雑。
参道の両脇にはたくさんの飲食店や土産物店が軒を並べていてとっても賑やかでした。名物は草だんごや塩せんべいのようで、老舗の川魚料理店もたくさん。
程なくして参道の突き当りに柴又帝釈天の大きな門が見えて来ました。
柴又帝釈天は通称で、ここは正式には経栄山題経寺という日蓮宗のお寺。この門は二天門といって明治29年の建立だそうです。
境内は結構広くて立派。
正面には帝釈堂。手前の拝殿は昭和4年、奥の内殿は大正4年の完成だそうで、戦火には遭っていないのですね~。
参拝客の行列が門の外まで繋がっていたので、脇からそっと簡易的なお参りだけ。
おみくじは大吉でした!。くじ運の悪い私には珍しいこと。次回の宝くじは“いける”かな~!?。
気分を良くして来た道を引き返して来ました。
参道は夕方になって少し人出が少なくなって来たかも。
帰りの京成金町線は同じ3500形ながら京成電鉄の車両でした。
JR金町駅から常磐線に乗り、綾瀬駅で始発の小田急線直通の千代田線に乗り換えれば、あとは寝て帰るだけ~。予想外に葛飾柴又は近いのでした。
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