6月17日日曜日。曇り時々晴れ。朝は15℃、日中は22℃。
今日は朝からクリニックへ。とは言っても仕事ではなく恒例の運転会です!。本当は先週の予定でしたが、台風5号の影響で延期になっていました。
朝9時前から機材の搬入。待合室に複線エンドレス、廊下に10線の車庫線をセッティング。10時前には通電試験と入線試験を終えて運転開始!。その頃には三々五々メンバーも揃いました。
単に16.5mmゲージのエンドウ製システムレールを組んでメンバーお手製の跨線橋、駅本屋、ホームを設置しただけのレイアウト。細かい決まりごとは無しで、時代も地域も限定せず。もちろん現実には存在しないフリーランスでもOKです。
まずやって来たのはJR東日本「四季彩」のリニューアル後の姿。
最近の特殊印刷技術の進歩は目を瞠るばかり~。
続いて旧塗色の小田急2320形がやって来ました。
昭和40年代半ばに現在の塗色へ変更されているので旧塗色に馴染んだ世代はわれわれを含めて既に高齢化が進んでいます。
今度は受付カウンター前を“東急風”の車両がやって来ました。メンバー手作りのフリーランス車両です。
木造の駅に停車するとまるで地方鉄道に払い下げられた東急車両風です。
後を追うように小型蒸気機関車がやって来ました。
明治~大正あたり(?)のBタンク機。やはり手作り作品です。
そうかと思えばJR北海道のキハ183系ディーゼル特急が軽快に通過。
八王子機関区のEF11直流電気機関車がタンカートレインを牽いて到着。実車は4両のみの希少車両。
デッキ付きの旧型電機の姿が懐かしいです~。
15両の長大編成の20系「あさかぜ」はなぜか広島機関区のFE58直流電気機関車69号機に牽かれてやって来ました。
20系は当初は“走るホテル”ともてはやされたのに末期は“走る蚕棚”呼ばわりされた3段式寝台客車。「あさかぜ」は食堂車は当然として個室寝台やグリーン車を繋いだ豪華編成列車でした。
東芝製ED37直流電気機関車も短い貨車を牽いて到着。
DF50ディーゼル機関車牽引の列車は、オロ11を含む10系客車で構成された急行「高千穂」。EF60直流電気機関車500番台が牽引する特急「あさかぜ」が追い抜いて行きます。でも・・・ありそうであり得ない光景。
各色の103系直流電車もキット組の作品。
今回の急行「ニセコ」は何とC62蒸気機関車の3重連!。
3重連でもオーナーは違うので、運転会でなければ実現しません。
なぜかEF11直流電気機関車の横をすり抜けて通過。
ED75交流電気機関車700番台は50系客車“レッドトレイン”を牽いて到着。
同じ赤でもこちらは小田急1000形箱根登山線色。
そして山は山でも中央東線用の通称“山ゲタ”70系+73系旧型直流電車。
同じ山線で活躍したED61直流電気機関車の3重連(?)が受付カウンター前をやって来ました。
駅に到着。
あれ、良く見れば先頭はなぜかED62??。あり得ない・・・。隣には583系交直流特急電車「はつかり」。
JR北海道のキハ54気動車の単行は駅の雰囲気にとってもマッチ。
宇都宮のEF65直流電気機関車1000番台「富士」も現実にはあり得ませんが、とっても似合っているので“良し”。
気が付けば既に陽が傾いて来ました。
毎年のこととて撤収は迅速。
痕跡残さず(?)人影の無いクリニックから大荷物を抱えた怪しげな4人組は立ち去ったのでした~。
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