6月2日土曜日。晴れ。朝は18℃、日中は25℃。今週末は好天に恵まれました。予報では梅雨入り前の貴重な週末の晴れ間になるかも(?)。
クリニックは朝早い時間帯が混雑。季節柄か春の健診で引っかかった方が多くいらっしゃいました。土曜日はお勤めの方が多いので国保の特定健診の方は少なめですが、動悸や胸痛を訴える方が多くてやっぱり検査は多めでした。
診療終了後は東京駅へ。そのまま東北新幹線「はやぶさ」に飛び乗って仙台経由で松島まで出かけて来ました。
目的地は松島の瑞巌寺。瑞巌寺は平安時代の初めに創建され江戸時代に伊達政宗によって再興された由緒あるお寺。平成20年から「平成の大修理」と震災被害を受けた参道の復旧工事が行われていましたが、この春全ての工事が終了。6月24日の落慶法要に向けて現在様々な行事が開催されています。
(下はJR東日本の情報誌“トランヴェール”6月号の記事)
日が長い季節とは言え、診療が終わってからでもまだ明るいうちに松島に着けるとは新幹線さまさまです。
参道の途中には津波到達地点を示す立札がありましたが、結構本堂近く。
今宵の目的は瑞巌寺落慶記念コンサート「竹原ピストルin瑞巌寺」。
落慶記念で竹原ピストル・・・う~ん、チョッと面白そうということで足を延ばした次第。
会場は本堂。何と国宝の建物内そのものの中です!。
建物は書院造で屋根は入母屋造本瓦葺。
コンサートの入口とは思えませんね~。もちろん靴を脱いで下駄箱にしまっての入場ですが、素足は厳禁で靴下着用が義務付けられています。
会場内は残念ながら一切撮影禁止ですが、桃山文化を伝える彫刻や襖絵は豪華絢爛。コンサート開演前には一般的アナウンスに加え、立ち上がらないようにとか、足を踏み鳴らさないようにとか、周辺を触らないようにとか、国宝ならでは(!?)の諸注意がありました。
開演時間19時ちょうどに一角の襖が開いてTシャツにバンダナを巻いた普段の出で立ちの竹原ピストルが登場。金箔に松があしらわれた襖絵の前でコンサートが始まりました。私の席は前から7列目の正面。それでも真ん中よりは後ろでしたが、とても狭い会場なので、ちっ、近い~。
楽器はギターとハーモニカだけ。独特の世界観の歌を持ち前のハスキーボイスと抜群の歌唱力で2時間近く熱唱。荘厳な雰囲気の中で迫力のステージでした。
帰りは真っ暗な境内を通り抜けて・・・。
仙石線の松島海岸駅へ。
21時04分発の電車で仙台駅に21時41分着。
仙台駅で在来線ホームを偵察に行きましたが、珍しい車両は見当たらず。
今晩は最近東側に新しく出来たJRのホテルに投宿することにしました。
翌朝カーテンを開けると眼下に仙台駅。
居ながらにして駅の観察が出来る“鉄”にはうってつけの部屋だったのでした。
朝食を済ませて早々の新幹線で帰宅の途に。
あれっ、ここまで来て松島は?、青葉城は??。今回は日曜日夕方に用事があるので直ぐ帰らねばなりません。まあ、またの機会にね~。
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