8月最後の1週間は立て続きにやって来た台風の影響で天候がとっても不安定で気温も乱高下。8月24日金曜日は朝の通勤時が台風の影響でとてつもない豪雨になりました。
また8月27日月曜日は夜になって落雷とゲリラ豪雨。落雷による停電の影響で帰宅時の電車が乱れていました。
この1週間もクリニックは連日混雑気味。長引くかぜ症状の方が相変わらず多めでした。健診で引っ掛かって受診される方も多くなりました。特定健診は予約でもはやパンパン。新たに予約をお受けする余地は全く無くなってしまいました。どうかご了承下さいませ~。
この1週間、診療時間外には8月26日日曜日に品川で内科系の講演会に出席、8月28日火曜日夜は医師会で入会希望の先生との面談、8月31日金曜日夜はシリウスで開催された大和市立病院と医師会の連携の会に出席。あとはひたすら朝に夕に特定健診の結果判定作業。あと1か月の辛抱です~。
さて、今日はこの夏のスリランカ紀行の続きを。8月10日金曜日はネゴンボの魚市場に立ち寄ったあと、北東へ210kmの道程をポロンナルワへ。賑やかな海辺の街を通って内陸へ入ると、水田や畑の田園地帯。さらに進むと山あり谷あり平原あり・・・。
スリランカは北海道よりやや小さい島国ですが、地形は変化に富んでいて、食事休憩を含めて約6時間の道程は、それほど長く感じませんでした。
途中、前を行くトラックの荷台にはゾウが!。
途中の道端では野生のゾウも見ることが出来ました(咄嗟のことで写真は撮れませんでした。残念!)。「ゾウ横断注意」や「ゾウに餌やり禁止」の標識も!。
さて今日の目的地ポロンナルワは10~12世紀の間にシンハラ王朝の首都があったところ。長い間ジャングルの中で眠りに就いていた期間もあったそうです。まずは当時の仏教の中心地で城壁に囲まれたクワドラングルへ。
ハタダーゲは12世紀に建てられた仏歯寺跡。
スリランカでは聖なる場所で土足、ノースリーブやショートパンツ、帽子は禁止。
日に焼けた石の上は熱くて素足では歩けないので、厚めの靴下が必要です!。
ハタダーゲの向かい側にはワタダーゲという円形の仏塔。かつては入口のムーンストーンの上で足を洗ってから仏塔内に入ったそうです。図柄は輪廻を表わしているそうで・・・。
彫刻が施された熱い石段を上がると・・・。
仏塔を取り囲む仏像たち。
かつてはスリランカで豊富に取れる宝石で装飾されていたそうですが、略奪の憂き目に遭って破壊されてしまっているのは何処も同じ。
このクワドラングルの中には11の建造物が集まっていて、当時ポロンナルワの仏教の中心地だったそうです。
ふと地面を見たら赤いハンミョウの仲間(?)が疾走中。
派手な装いのバスは私営の路線バス。
バスの屋根にはサル。空いている車の窓を探して車上荒らしをする常習犯だそうです。
ランカティラカは13世紀に建てられた巨大な仏教寺院。中には頭の取れた巨大な仏像。
白い漆喰の塔、キリ・ヴィハーラ。最近塗りなおされてはいますが、700年以上ジャングルに眠っていたにもかかわらず発見時もほとんどオリジナルの塗りのままだったそうです。
こちらは小振りの塔。名前は・・・?。
下はお土産物屋さん。遺跡の周辺にはたくさんの野良犬とサルがうろうろ。
スリランカでは動物の殺生は禁じられていて、違反すれば終身刑になるそうです。
さて更に奥へ進むとガル・ヴィハーラ。一枚岩に彫られた石像群が。座像の高さは4.6m。
石室内にも座像。
立像は高さ7m。
そしてその横には全長14mの涅槃像。
多少様相は異なりますが、日本と同じ仏教国。地元の方々がお参りしている姿は日本と相通ずるものがあります。
長くなって来たので続きはまた後日に~。