9月2日日曜日。雨時々曇り。朝は22℃、日中は25℃。大型の台風21号が接近中。前線や湿った空気の影響で時折激しい雨が降る生憎の日曜日になってしまいました。
そんな悪天候の中、「スーパービュー踊り子」の251系電車に乗るために伊豆半島の下田まで行って来ました。
251系電車は1990年4月28日運用開始され、1990年~1992年に4編成40両が製造された特急電車。2020年春から新型観光特急列車として後継のE261系が導入されることが発表され、それに合わせて引退することになるでしょう。今のうちに乗っておかねばなりません。
1か月前に準備した切符は新宿8時30分発「スーパービュー踊り子1号」。発車時刻の約20分前に池袋方から静々と入線して来ました。
入線してから車内整備をして、乗車開始は発車時刻の10分前。台風接近の雨の日曜日のせいか乗客は疎らでした。
先頭車の顔つきは見る角度によって随分異なる印象です。
今回の座席は下田方先頭車の1号車。
この1号車はダブルデッカー構造のグリーン車で、中でも運転室後部に備えられた展望室は海側2席+山側1席が2列、つまり6席しかありません。当然のことながら“狙い”は海側の最前列でしたが、発券時の窓口係員の手違いで2列目になってしまいました(涙)。
アテンダントに迎えられて2号車の̟前寄り乗降口から乗車。
2階はグリーン座席、1階はグリーン車専用のラウンジです。
先頭部はこんな感じ。梁や柱で意外に展望は良くありませんでした。
定刻に静かに動き始めました。発車後にお手拭きが配られ飲み物の御用聞き。ルートは湘南新宿ラインと同じで、新宿を発車すると、武蔵小杉、横浜、熱海、伊東の順に停車。
山手線を離れるとスピードが出て来ましたが、足回りはしっかりしていて乗り心地は上々です。ただ大きな雨粒が前面ガラスに叩きつけられて、前面展望は良くありません。
熱海を発車して伊東線に入る頃になって雨はやや小降りに。ここからは熱海から先は単線です。
海はどんより鉛色。岬の突端に小さく初島が見えました。
伊東駅でJR東日本の運転士から伊豆急行の運転士に交代。ここからは伊豆急行線に入ります。
JR伊東線よりも伊豆急行線の方が線路規格が良いようで、スピードが出ます。
でも残念ながら伊豆高原が近付く頃からまた雨脚が強くなって来ました。
伊豆高原駅では上りの「スーパービュー踊り子2号」とすれ違い。隣に見えるのはイベント用に復活整備された伊豆急行オリジナルの100系電車。
伊豆熱川駅では伊豆急行2100系。赤いのは名物の金目鯛色。
伊豆稲取から先は海岸線の直ぐ近くを走行。
晴れて海が青ければさぞや・・・。
そしてそぼ降る雨の中、11時12分に終点伊豆急下田駅に到着しました。
乗客が降りるや否や、直ちに清掃作業が開始されて・・・。
11時25分発の「スーパービュー踊り子4号」として折り返します。
われわれは駅前に出てランチタイムにすることに。続きはまた後日~。
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