11月3日土曜日。晴れ。文化の日は広い範囲で秋晴れとなりました。
今日はANA987便6時15分東京(羽田)発の札幌(千歳)行きに搭乗。早朝便とあってか、さすがの札幌便でも座席数の少ないボーイング737-800でした。
夜明けの東京を眼下に見て・・・。
北上すれば、ほどなく雪を冠した山々が見えて来ました。
上空から見ると意外に狭い津軽海峡を越えると、既に降下を開始していました。
北海道の渡島半島を掠めて・・・。
蝦夷富士(羊蹄山)を遠望すれば・・・。
ほどなく旋回して新千歳空港に着陸。本来は7時45分着の予定でしたが、羽田で遠い滑走路からの離陸になったため10分遅れで到着しました。
札幌からは根室中標津行きのANA4881便に乗り継ぎ。定刻でも僅か20分の乗り継ぎ時間しかありませんでしたが、遅れて乗り継ぎ時間が10分となったため、地上係員のお姉様が一緒に走って下さいました。
機種はボンバルディアDHC8-Q400、74席のカナダ製プロペラ機です。プロペラ機は与那国島以来かも。こんな小型機に対してもチャンとボーディング・ブリッジが接続していました。でもとっても急傾斜で先端部に小さな“階段”がアダプターとして付いていました。
プロペラが勢い良く回転し始め、独特のエンジン音を響かせて離陸。ジェット機より健気で一生懸命な感じがします!?。
離陸すると直ぐに眼下には夕張あたり(?)の山々が。
11月の北海道というのに雪は大雪山系の高みに僅かにあるだけ。
しばらくすると広大な十勝平野が広がりました。
異様な形の山は活火山の雌阿寒岳。画面左の湖はオンネトー。
そして一部雲に隠れた阿寒湖と雄阿寒岳。雄阿寒岳の陰に見えるのはペンケトー・パンケトー。
だいぶ高度が下がって来たところで摩周湖の姿が。右端、遠くに見えるのは斜里岳でしょうか。
根室中標津空港の周囲は広大な牧草地。
定刻の9時00分よりやや早めに到着。ここでもチャンと先端部に小さな階段状アダプターが付いたボーディング・ブリッジが備え付けられていました。
根室中標津空港には札幌便が3往復、東京便が1往復就航しています。
根室中標津空港到着後、根室近くの根室本線(花咲線)落石~別当賀間へ。ここは鉄道ファン御用達の有名な撮影ポイントなのです。
10時をだいぶまわって落石海岸の三里浜に到達しましたが、落石10時29分着の下り列車が通過する時刻には撮影ポイントまで間に合わず。手前で通過するのを見送ることになってしまいました。
えっ、列車はどこって??。下は上の写真の画面右上を拡大したもの。チャンと写っていたでしょ!。
列車通過後、本来の撮影ポイントを目指して、獣道のような踏み分け跡を辿ります。
意外に起伏が大きくて険しい道程を辿ること約20分。
撮影ポイントに立つと、眼下に三里浜が一望出来ました。下は落石岬方面。
そして反対側、別当賀、浜中方面。
やがて落石駅発11時23分の釧路行き上り列車がやって来ました!。
最果て列車はキハ54形ディーゼルカーの単行。
でも画面に海を大きく入れるには魚眼レンズが必要なようで・・・。
私の持参した18mm広角では最大に入れてもこの程度までしか・・・。
でも茫洋たる感じは伝わりましたでしょうか~。
気温が上がって汗だくになりながら来た道を引き返し、根室駅近くでランチにすることに。根室と言えばやっぱり・・・えへへ~。
長くなって来たので続きはまた後日に~。
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