日々の雑事に追われてなかなかブログが書けませんが、今日はいまだに完結していない夏のスリランカ紀行の続きを。
8月12日日曜日はダンブッラから古都キャンディへ移動。市場を見学してから高台にあるホテルへ一旦チェックインしました。下はホテルから眺めた小雨混じりのキャンディの街。
夕刻になってから街へ出て、街の中心部で伝統舞踏のキャンディアン・ダンスを鑑賞。
その後、屋外でファイアーウォーキングを見物。
そうこうしている間に、ほど良い時間になって徒歩で仏歯寺へ向かいました。
仏歯寺はスリランカを代表する仏教寺院。スリランカ人口の7割を占めるシンハラ人はほとんどが仏教徒ですので、仏陀の歯を安置するここ仏歯寺には国中から多くの人々が参拝にやって来ます。
八角形の堂は“シンハラ建築様式”というのだそうです。
例によって靴を脱いで屋内へ。お堂へ向かう通路の天井は美しく装飾されていました。
このあたりは1998年にテロで爆破されたそうで、新しく描き直されたもの。
お堂は2階建てになっていて1階には象牙が飾られた祭壇が。
同じ仏教でも日本のお寺とはだいぶ雰囲気が異なります。
代表的な観光地なので、地元の方ばかりでなく欧米や中国などからの観光客もたくさん。
特に2階はお参りする人達の大行列。1日に3回のプージャ(お祈り)の時だけ仏歯が納められている祭壇の扉が開かれて仏歯が入っている金色のケースを見ることが出来るのですが、その最終回の18時30分を目指して行ったので身動きがとれないほどの混雑でした。
左側の列は近くまで行ける列ですが敬虔な信者の方が多くて列の進みは遅々たるもの。それに写真撮影は禁止なので、われわれは右側の列を選択しました。右側の献花台の前の列は、祭壇からは遠いけれど写真撮影は可能です。
ゆっくりとお堂の前に進んで行くと奥の方に扉が開いた祭壇が見えました。
お参りする人々の間から、仏歯が入っている金色のケースが一瞬見えました!。
全容はハッキリ見えませんでしたが、掲げられていた写真で見ると黄金に輝くケースが・・・う~ん、やっぱり近くで見たほうが良かったかな~。
本堂から外に出て人混みから逃れると、年に1度開催されるペラヘラ祭りに50回も参加したラージャという象の剥製が展示されていました。
南国とはいえ、夜は気温が下がって寒いくらいに。
雨に濡れた古都の風情を楽しみながらホテルへ戻りました。
明日はいよいよ列車で移動します。続きはまた後日に~。
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