さて今日は先日の網走行きの続きを。2月10日日曜日の網走地方は晴れ。昨夜女満別空港から網走入り。記録的な寒波に見舞われた一昨日ほどではないにしても、かつて経験したことが無いほどの冷え込みです~。
網走は朝7時30分時点で-14.7℃!。
今日の最高気温は-7℃だそうで・・・。
ホテルの窓から外を見ると晴れてそれほど寒そうには見えませんでしたが、外に出てみると・・・ギョギョ!!。
まずは流氷観光砕氷船「おーろら」の第一便9時30分発に乗船するために、ホテルからほど近い乗船場へ。乗船場は道の駅「流氷街道」に併設されています。
乗船場から見る海はとっても寒そう。
水は冷たそうでもカモメなどの海鳥は元気。でも良く考えてみれば水温の方が外気温よりはるかに暖かいはずで、現に水面からは水蒸気が立ち込めていました。
砕氷船は2隻体制で、われわれが乗船した「おーろら」は後続の「おーろら2」を残して予定時間より早く出航しました。
写真は後続の「おーろら2」ですがわれわれが乗船している「おーろら」もほぼ同型。
港内を氷を割りながら進行。
後方を見ると航跡がくっきりと残っています。
港の出口付近も氷に覆われていました。
港から出ると彼方には知床半島の付け根にある斜里岳(標高は1547m)の姿がクッキリ。
船は文字通り“砕氷”しながら沖合の流氷帯を目指します。
割れた氷が氷上を滑って行きます。
やがて沖合に見えていた流氷帯に到達。減速して流氷帯に突入しました。
それまでの薄氷だったのが一気に厚くなりました。
一面に広がる氷に覆われた海原はなかなか壮観です。
乗客は日本人よりも外国人の方が多いくらいで国際色豊か。
寒さは厳しくとも乗客達のテンションは異様に高め。特に暖かい国々から来たと思われる人達は極寒を存分に楽しんでいるようでした。
船は方向を変えながらゆっくり航行。
流氷帯の中を縦横に航行してくれました。
やがて流氷帯を出て加速。
港に向かって帰路に。
出航から約1時間後に帰港。
なかなか充実したクルーズでした。
日によっては流氷帯が遠ざかって見られないことも多いそうですが、今日はとってもラッキーでした。
さて場所を変えて流氷を眺めようと思いますが、長くなって来たので続きはまた後日に~。
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