さて今日は夏の旅行の報告の続きを。前日8月11日はヘルシンキ空港近くで1泊して翌8月12日の早朝便でリトアニアの首都ヴィリニュスへ。
7時45分発のフィンエアーAY1101便ヴィリニュス行きに搭乗。
機種はブラジル製のエンブラエル190型機100人乗りでした。写真は搭乗機の隣に駐機していた同型機。
飛行時間は僅か1時間15分。航路上は殆ど雲の上でした。
降下を開始して雲を抜けると眼下にリトアニアの大地が見えて来ました。
予定通り朝9時に到着。降り立ってみると空気はヒンヤリとしていました。20℃までないかも知れません。こじんまりとした空港でターミナルビルはまるで鉄道の駅舎みたい。
まずはヴィリニュスから30kmほどに位置するかつての首都トラカイを訪問。湖上の島に建てられたトラカイ城へ。
14世紀後半に建設され、一時は廃墟になっていたそうですが近年復元されたそうです。橋を渡って入場。
内部の撮影には入場料とは別に撮影料がかかるので写真はありません・・・。
内部は広くて見応えがありました。
湖畔のレストランで昼食後、ヴィリニュスへ戻って聖ペテロ&パウロ教会へ。
ロシアからの解放を記念して17世紀後半に建造されたヴィリニュスを代表するバロック様式の建築物。
1668年から7年かけて建設。さらに内装に30年あまり。2000以上の漆喰彫刻が飾られています。
教会前の交差点ではトロリーバスがポールを振りかざしながら左折中~。
横浜市でも1959年から1972年まで走っていたので私は記憶にありますが、若い方は知らないかも。
その後は小高い「3つの十字架の丘」へ。17世紀初頭に殉教者の死を悼み建てられた十字架は一旦スターリンによって破壊されましたが、1989年に再建。ここからはヴィリニュスの街が一望できます。
城壁に囲まれたヴィリニュス旧市街を一渡り眺めてから旧市街へ。ヴィリニュスの旧市街は「歴史地区」として、1994年に世界ユネスコ文化遺産に登録されています。
下の写真は、1503年から1522年の間に建てられた城壁にあった5つの門のうち現存する唯一の門「夜明けの門」。
それを城内から見たところ。
城門から旧市街へ入って行く道は観光客がたくさん。
下の写真、左手は聖アンナ教会、右手はベルナルディン教会。
聖アンナ教会は形の異なるレンガを巧みに使った火焔式ゴシック建築の傑作・・・なんだそうです。
旧市街のメインストリート、ピリエス通り。
そして旧市街の中心、大聖堂へ。
内部には聖カジミエルの礼拝所。
正面の屋根にある聖スタニスラウス、聖ヘレン、聖カジミエルの3聖人の像は、旧ソ連時代には撤去されていましたが、1996年に再設置されたそうです。
さて今宵はこの近くのホテルに投宿しますが、長くなって来たので続きはまた後日~。