10月31日木曜日。晴れ。朝は15℃、日中は21℃。
今日は休診日。夜は友人と会食のため新橋へ出かけました。本当はいつもの渋谷で待ち合わせる予定でしたが、友人が今夜は“ハロウィーン”であることに気付いてくれて、急遽新橋に変更。危なく渋谷に足を踏み入れるところでした。
久し振りに新橋駅に降り立つと、広場の先に見慣れたC11形蒸気機関車の姿が。
さすがに大都会新橋のシンボル的存在になった蒸気機関車は良く整備されていてピカピカでした。
国鉄の蒸気機関車の中では小型でローカル線での使用を念頭に造られた機関車。
1932年から1947年にかけて381両製造されたうちの1両です。
このC11形292号機は1945年(昭和20年)2月11日日本車輛名古屋工場製。
誕生したのが第二次世界大戦最末期の資材不足の時期のこととて資材と工数を切り詰めた戦時設計機で、除煙板(デフレクター)には木製だった名残が。
また砂箱と蒸気ドーム被いは工作の簡略化で角形(かまぼこ形)になっています。
ローカル線の近距離用なので、炭水車(テンダー)は繋がってなくて、水は両サイドのタンクに、石炭は運転室後方の石炭庫に入る分だけ。
でもコンパクトで使い勝手が良いからか、21世紀の現在でも大井川鉄道、真岡鉄道、東武鉄道、JR北海道で動態保存されています。さらに東武鉄道ではもう1両復元中!。
因みにこの292号機は製造から1972年の廃車まで一貫して姫路第一機関区に所属していて、東京にも新橋にも縁もゆかりも無し。国鉄蒸気機関車末期に五月雨式に保存された機関車にはそんなことがままありました。
さて今宵は友人と中華料理「六本木楼外楼」で食事しながら“鉄”の活動計画を練っておりました。
さすがに大人の街、新橋、日比谷あたりにはコスプレの若者は皆無でしたが・・・。
まあ一応、Happy Halloween!。
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