1月13日月曜日。長崎地方は晴れ時々曇り。朝は5℃、日中は10℃。
マイル旅の2日目は長崎外海(そとめ)地区へ。ここは隠れキリシタンの里、遠藤周作の“沈黙”の舞台です。5年前に遠藤周作文学館までは来ましたが、今回は前回まわれなかったところへ。
まずは黒崎の枯松神社へ。
参道の左側にある大人が数人隠れるほどの大きな岩は「祈りの岩」。潜伏時代にキリシタンが夜祈りを捧げた場所だそうで・・・。
枯松神社は明治時代に入ってから日本人伝道師・バスチャンの師であるサン・ジワン神父を祀るためにこの地に建立したもの。キリシタンを祀った神社は全国で3カ所のみ。近くにはキリシタンのお墓も。
続いて黒崎教会へ。
1897年にド・ロ神父の指導で敷地が造成され、1899年から建設計画が進行、1920年に完成。
内部はブルーを基調にアーチ状の木組みが美しい~。
ステンドグラスと小振りなパイプオルガンも。
次に大野教会へ。ここは1893年に完成したド・ロ神父設計の石造りの教会。
内部は非公開ですが、入口から覗き見出来ます。
さらに長崎市外海歴史民俗資料館やド・ロ神父記念館、出津教会堂などが集中している「出津(しつ)文化村」へ。海を見下せる場所に遠藤周作の文学碑「沈黙の碑」がありました。
下の写真はそこからの眺め。“隠れる”場所はたくさんありそうな地形です。
集落の中には世界遺産の碑がありました。
そして出津教会堂へ。ここもド・ロ神父が1882年に完成させた教会。
内部は撮影出来ませんでした。
最後に小高い丘にある遠藤周作文学館へ。5年前に来た時とは展示内容が一部リニューアルされていました。
いつかここから夕陽を眺めてみたいところですが・・・。
ここでタイムリミット。
現実逃避の旅はこれでおしまい~。
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