5月22日月曜日。晴れのち曇り。朝から20℃、日中は26℃。天気は下り坂。湿度が60%以上あって蒸し暑い一日でした。
週明けのクリニックは朝から混雑。この週末でかぜをひいた方が多かったようです。「マスクを外した途端にかぜひきました」なんて方も。長引くしつこい咳に悩まされている方も少なくありません。またまた黄砂がやって来るようですので当面マスクは必要かも!?。
さて今日は先週日曜日に岐阜まで出かけた時の続きを。名和昆虫博物館の帰り、JR岐阜駅のペデストリアンデッキを歩いていたら赤い電車を見つけました。
近づいて見ると元名古屋鉄道のモ510形電車でした。
古風だけど優雅な容姿。
流線形、5枚窓がモダンです。
この電車の最大の特徴が楕円形の戸袋窓。
現役当時は「丸窓」「丸窓電車」と呼ばれていました。
元を辿れば1926年(大正15年)に当時の美濃電気軌道(美濃電)が日本車両で5両新製した半鋼製四軸ボギーの車両。
道路との併用軌道はもちろん専用軌道でも力強く走れる足回りです。
岐阜周辺で実に80年近くにわたって現役を続けていましたが・・・。
2005年(平成17年)3月に岐阜600V線区全廃に伴って廃車となりました。
その後2006年(平成18年)6月より金(こがね)公園(岐阜市)で静態保存されていましたが、2019年(令和元年)11月に現在の場所に移設されたそうです。廃車後も保存会の方々のご尽力で荒廃することなく綺麗な保存状態が保たれています。感謝の念に堪えません~。
それにしても大正時代の電車が21世紀になっても走っていたとは奇跡ですね。
残念ながら、そんな電車に私自身は乗る機会を失しました。残念。
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