5月31日水曜日。曇り時々晴。朝は16℃、日中は21℃。夕方になって久しぶりに青空が見えていました。
5月の最終日、クリニックは結構混雑。胸痛や胸部違和感、息切れ、動悸などの症状の方が多め。カゼ症状の方も多くなりました。発熱の方で血尿が出たと飛んで来られた方は尿の潜血反応は(ー)。発熱による脱水で濃縮されて赤っぽく見えただけでした。何より~。
最近は当院かかりつけの患者様も高齢化が進んだせいか、認知症が顕在化して来る方がチラホラ。同居のご家族がいらしても負担は大きく、ましてや独居や高齢者世帯の場合には対応に苦慮する場合も多々あります。いわゆる「団塊の世代」(1947年~1949年生まれ)が2022年から75歳を迎え始め、75歳以上の人口割合は増加の一途。少子化対策と同じくらいに“異次元の対策”をして頂きたいものです~。
さて今日も5月5日の続きを。伊予大洲から内子へ移動。内子駅からまずは内子座(うちこざ)へ向かいました。
内子座は1916年(大正5年)に大正天皇の即位を祝って内子町の有志によって建設された芝居小屋です。当時の内子は木蝋や生糸などの生産で栄えていました。
木造2階建て瓦葺き入母屋作り。
現役の芝居小屋で、定期的な文楽の公演はもとより、直近には秋川雅史コンサートも開催されるようです。
公演中でなければ400円で内部の見学が出来ます。
早速中へ。中は歴史を感じさせる重厚な造り。
枡席が規則的の並んでいます。
板張りの天井も風情がありますね~。
花道の舞台寄りには「すっぽん」と呼ばれる小型セリが。幽霊が出たり、忍者が飛び出したり!?。
舞台の中央は丸く切り取り回転させる機構「回り舞台」も備わっています。
下は舞台上から観客席を見たところ。公演中は役者しか見れない光景。
舞台下の奈落も見学しましたが写真はありません(スミマセン~)。その後2階へ。
2階からの眺めも悪くありません。
古風なスポンサーの広告が並んでいます。
客席の2階正面席は比較的低料金の「大向」(おおむこう)とよばれる席。
芝居小屋全体を見渡せるこの席に座る観客は、常連や芝居通の人が多いので「大向こうを唸らせる」というのは常連や芝居通の観客をも感嘆させる名演のことを指すそうです。 確かに良い眺めかも~。
時代の流れで一時は映画館などに改装され、最後は老朽化のため取り壊されるところでしたが、1982年に内子町指定有形文化財に指定。その後1983年から1985年にかけて復元工事が実施されて現在の姿になったそうです。2015年には国の重要文化財に指定。2016年には創建100周年。今後も長く維持されますように~。
まだ続きます!?。
コメントする