6月28日水曜日。晴れのち曇り。朝は24℃、日中は31℃。連日朝から気温も湿度も高い状況が続いていますが、徐々に迫力を増してきた感じ!?。
今日のクリニックはほどほどの混雑。やっぱり「身体が怠くて」って仰る方が多めでしたが、この気温、この湿度では然もありなんかと・・・。特定健診でいらした方、心電図をとったら完全房室ブロックという心電図異常が見つかりました。無症状でいらしたご本人にとっては青天の霹靂でしょうが、紹介状を持って直ちに市立病院へ行って頂くことに。
さて今日は6月18日日曜日の京都行の続き。
前夜17日に京都入り。日曜日はチェックアウトしてから東山、南禅寺近くにある無鄰菴(むりんあん)に立ち寄ることにしました。
無鄰菴は、明治27年~29年に造営された明治・大正時代の政治家山縣有朋の別荘です。
庭園と母屋・洋館・茶室の3つの建物によって構成されていています。
母屋で解説を聴いたのちに庭園内を散策。
庭園は山縣有朋自ら設計・監督のもとで造園家・七代目小川治兵衛により作庭された近代日本庭園の傑作とされています。
昭和26年に国の名勝に指定。ここでもインバウンドの方たちがたくさんいらしてました。
洋館の2階には、明治36年4月21日に日露開戦前の外交方針について話し合った「無鄰菴会議」に使われた部屋があります。
その時のメンバーは元老・山縣有朋、政友会総裁・伊藤博文、総理大臣・桂太郎、外務大臣・小村寿太郎の錚々たる4名で、会談は午後4時から約2時間にわたって行われたそうです。
時にこの意匠を凝らした天井を仰ぎ見ながら国家の重大事が話し合われたのでしょうか。
でもこのメンバーを見ても明治時代の偉人は豪放磊落で器の大きな人が多いように思います。
現代とはだいぶスケールが違うような・・・!?。失礼~。
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