7月12日水曜日。晴れのち曇り。朝は27℃、日中は35℃。梅雨前線は太平洋高気圧に押し上げられ、関東地方は高気圧の只中。昨日に引き続き猛烈な暑さに見舞われました。
今日は東京都八王子市では39.1℃を観測。10日に山梨県大月市で観測された38.7℃を上回って今年全国で最も高い気温を更新しました。都心では37.5℃まで。
今日のクリニックは午前中ちょっとした混雑。やはり暑さで体調の悪い方が多い様です。食欲不振で受診されたご高齢の方は、胸のレントゲンでチャンとした炎症所見がありました。単なる脱水として対応していれば見逃すところ。こういう時こそ気を引き締めて診療に当たらねばなりません。午後からは余りの暑さに皆さん出控えているのか、とっても平穏でした。
あす13日(木)は前線が南下するため曇りがちで雨が降りやすそう。その分気温は低くなるようですが、湿度は相変わらず高いので引き続き熱中症にはご用心下さいませ〜。
帰宅時に今年初めてニイニイゼミの声を聞きました。
さて今日はチョッと古いネタになってしまいましたが、6月25日日曜日の浜松行きの続きを。
早朝にJR浜松駅を散策したのち、今度はJR浜松駅の北西側に近接する遠州鉄道の新浜松駅へ行ってみました。遠州鉄道は新浜松と西鹿島を結ぶ単線17.8km、18駅のローカル私鉄です。
ここにも「出世大名家康くん」が。近代的な高架駅です。
入場券を買おうとしたら「入場券のご用意は無いので最短区間の140円の切符を買って下さい」とのことでした。わざわざ入場券を買って電車を見に来るヘンな人は殆どいないのでしょう。独自のICカード「ナイスパス」というのがありますが「Suica」「TOICA」「PASMO」などの他の交通系ICカードは使えません。
ホームに上がって見ると昔から見覚えのある赤い電車。1000形です。1983年から1996年までに7編成14両製造。
車体中ほどに「遠」の文字をあしらった古風な社紋。
そこへ2023年1月から運行開始した「家康公ゆかりの地 浜松」をPRする「家康くんラッピング電車」が入線して来ました。
車両は1999年から増備されている2000形電車です。2000形電車は8編成16両。1000形も2000形も元は「赤」ですが遠州鉄道ではラッピング電車が約半数を占めています。「家康くんラッピング電車」もその内の1つ。
正面には恐れ多くも「葵の御紋」が掲げられています。
側面には大きく「家康くん」が。
金の浜松城も登場。
車内に目を移すと紫色と葵の御紋でラッピングした「殿シート」。
シルバーシートの向かい側で、シルバーシートそのものではありません。「ご自由にお座りください」とは書いてはありますが・・・チョッと座りにくいかな~。
朝食のため一旦ホテルに戻り、チェックアウト後に終点まで往復してみることにしました。
終点の西鹿島までは480円。所要時間は32~33分です。
ローカル鉄道には珍しくワンマン運転ではなく車掌さんが乗っています。運転間隔も12分間隔の高頻度。やって来たのは「遠鉄不動産ラッピング電車」でした。これで終点まで。
終点の西鹿島駅は遠州鉄道の終点駅ですが、天竜浜名湖鉄道の中間駅でもあり、両社の共同使用駅になっています。一見古そうに見えますが、昭和54年築とか。
駅の北側には車両工場。
工場脇には「JAとぴあラッピング電車」。
南側には車庫。車庫の緑色の車両は「サーラグループラッピング電車」。
ちなみにラッピング電車は上記の4本の他に「創立80周年記念ラッピング電車」「エヴァンゲリオンラッピング電車」「e-Line Rラッピング電車」の計7本。
さてここから天竜浜名湖線に乗って掛川まで行こうかと考えていましたが、チョッと途中で気になるものを発見し、来た道を引き返すことに。
長くなってきたので続きはまた後日~。