11月21日火曜日。晴れ。朝は5℃、日中は16℃。今日も天気が良くなりましたが、朝方はいよいよ寒さが厳しくなって来ました。
今日のクリニックはそこそこの混雑。降圧薬を服用している新患の方は、いままで都内まで通院していたものの年齢が重なって通いきれなくなったとのことで当院への転院を希望。逆に脂質異常症で当院まで通院されていた方は、鶴間駅の階段が上がれなくなったとのことで自宅近くへの転院を希望。いずれにせよ、かかりつけ医は近さが一番です。ただし転院される際には紹介状は必須です。お申し出頂ければいつでも書きますのでご遠慮なく~。
さて少々ネタが古くなって来ましたが9月の「鉄タビ」の続きを。
9月23日土曜日は苗穂工場見学の後に札幌に宿泊。
いつものパターンで早めに就寝して翌9月24日日曜日は早朝に起床。
今日も天気は良さそうです。奥に見える小高い山は藻岩山。
頂上には札幌の夜景を見渡せる展望台とレストランがあるはずですが、あまり観光はしたことありません。
慌ただしく朝食も摂らずにチェックアウトをして札幌駅へ。
ホームに上がると、旭川行き789系電車特急「ライラック」6両編成。隣には1988年登場の近郊型交流電車721系。
隣のホームには函館行き261系気動車特急「北斗」5両編成の姿も。
2012年にデビューした近郊型交流電車733系も入って来ました。
そんな北の車両たちを見ているうちに、本日乗車予定の特急型気動車283系「オホーツク1号」網走行が入線して来ました。たった3両の短い編成です。1997年に営業運転を開始した振子機能を持つ車両で、かつては振子機能を活かして最高速度130kmの俊足ぶりを発揮していましたが、2011年5月に石勝線で脱線火災事故を起こし、今では最高速度は110kmに引き下げられています。
たった3両の特急なんて一昔前は考えられませんでしたが、今やローカル特急なら当たり前。特急「オホーツク」もダイヤ改正ごとに編成が短くなって今ではグリーン車すら有りません。
定刻の6時50分にディーゼルエンジンの音も高らかに発車。加速は昔の国鉄車両とは比べ物になりませんが、静粛性は電車には叶いません。
発車して間もなく札幌駅で購入しておいた駅弁で朝食。札幌〜網走間は所要時間5時間22分ですが、その間、車内販売は有りませんので、食料と飲料水を乗車前に調達しておかないと車内で脱水と飢餓に陥ります。
岩見沢、美唄、砂川、滝川、深川、旭川と小まめに停車。俊足の電車特急「ライラック」に比べると気動車特急「オホーツク」は札幌~旭川間で10分ほど余計に時間を要してしまいますが、まあまあの健闘かと・・・。
下の写真は美唄付近。
旭川駅では観光客の多くが下車。旭山動物園へ向かうのでしょう。残された乗客はビジネス風の日本人と、旅慣れた風の外国人観光客がちらほら。秋の行楽シーズンで連休にもかかわらず乗車率は3分の1以下かも!?。
石北本線の上川を過ぎると、白滝、丸瀬布と人煙稀なる峠道の駅に停車。下の写真は白滝駅。上川駅から37分。乗降客無し。
さらに22分走って丸瀬布駅。やはり乗降客無し。上り列車と交換。
遠軽駅で進行方向が変わります。後ろの座席で熟睡されていた外国人カップルにお声掛けさせて頂いて座席の方向転換をお願いしました。
遠軽駅を出ると常紋峠への入口の生田原駅に停車。数人下車しましたが、もしかすると隣の遠軽駅からの乗客だったかもしれません。
山道を快調に飛ばして常紋トンネルを抜けると、かつての蒸気機関車の有名撮影地であった常紋信号所を通過。昔の難所も今では軽やかに通過。
留辺蘂に停車後、北見に着くと残った僅かな乗客の半数以上が下車。収穫期に入ったタマネギ満載のコンテナを見ながら美幌、女満別と停車して、12時12分に終着の網走駅に到着しました。
僅かな乗客はアッと言う間にホームから居なくなりました。
この車両は車内整備のあと慌ただしく12時37分発の特急「大雪」旭川行として折り返します。
われわれはこの折り返し特急「大雪」の写真を撮るために網走湖畔へ向かいます。
長くなって来たので続きはまた後日に~。