1月9日火曜日。晴れ。朝は−1℃、日中は11℃。引き続き寒い日々が続いています。3連休が明けて今日から本格始動って方も多い様で、朝の通勤電車はほぼ日常に戻って来ました。
3連休明けのクリニックはやっぱり混雑しましたが想定内。かぜ症状の方、発熱の方も少なくありませんでした。発熱の方の診療は、定期通院の方の診療が終わってから時間帯を分離して行っています。当院は空間を分離することが困難な構造ので時間帯を分離するしかありません。待ち時間は長くなってしまいますが、どうかご容赦頂ければと思います。
さて正月の話の続き。
能登地方の大震災の翌日、1月2日は夕方に加賀山代温泉へ。同じ石川県でも加賀地方では日常生活への影響は小さかった様で、金沢からの国道8号線は何の支障もなく無事に到着しました。荷を解いてやれやれと寛いでいたら、またもやテレビのニュース速報が。今度は地震のニュースではなくて、2日午後6時前に羽田空港で新千歳空港からの日本航空516便が着陸時に海上保安庁の航空機と衝突というショッキングな事故の一報でした。この事故で海上保安庁の乗組員6人中5人の死亡が確認されましたが、奇跡的に日本航空516便の乗員・乗客は全員脱出。全員脱出は不幸中の幸いですが・・・。。
正月早々の翌3日の新聞一面には信じられない前代未聞の見出しが並ぶことに。(朝日新聞1月3日朝刊)
3日は旅先での常としていつものように早朝5時代から朝風呂へ。その後は運動不足解消のため、朝食後に温泉街を散策。下の写真の手前の建物が「古総湯」、奥が「総湯」。「古総湯」はカランやシャワーの設備は無く、石鹸、シャンプーも使えない、昔ながらの浸かるだけの浴場ですが、「総湯」は普段使いの公衆浴場です。
近くの「服部神社」や、「魯山人寓居跡いろは草庵」を覗いてから、金沢へと戻りました。
金沢駅は一見普段と変わりないように見えましたが、よく見ると地震の爪痕が・・・。地震直後は漏水で床が水浸しになっていましたが、その名残が残っていました。
コンコースの床には数か所亀裂が入っていました。
在来線ホームに上がってみると中京や関西を結ぶ特急列車はほぼ時刻通りに運転されていました。すっ、素晴らしい~。
これらの特急たちは、今年3月16日の北陸新幹線延伸の暁には廃止の憂き目に遭い、金沢駅では見られなくなります。
下の写真は「あいの風とやま鉄道」の普通列車。高岡、富山を通って富山湾に沿って富山県新潟寄りの泊駅行きですが、途中地震で被害の出ている場所や津波が来た場所もあるはずで・・・。
北陸新幹線はというと、途中駅での接続待ち合わせで僅かに遅れているもののほぼ定時運転!。昨日15時過ぎからの運転再開、震災から2日目にして定時運転とは・・・とっても素晴らしいことです。
3月16日の北陸新幹線敦賀延伸で金沢駅は終点では無く途中駅になります。
敦賀延伸まではあと73日!。
新幹線ホームに上がると、真新しい駅名標が掲げられ・・・。
右下に貼られたテープの下には薄っすらと「こまつ→」の文字が見えました。準備万端。
金沢15時57分発の「かがやき510号」は定刻通りに発車。途中も順調でしたが、東北新幹線の遅れに巻き込まれて大宮の手前からノロノロ運転に。本来18時28分東京駅着の予定でしたが30分ほど遅れて到着しました。
でもチャンと帰って来れただけで幸せです~。