1月29日月曜日。晴れ。朝は1℃、日中は10℃。寒いけれどスッキリした晴れの天気になりました。
週明けのクリニックは波乱の幕開け。
朝から受付業務を担うレセプトコンピュータが稼働せず。ひぇ~、受付も会計も処方箋の発行も出来ない!!。とりあえず新患の方は応急の手書きカルテと手書きの処方箋で対応して、申し訳ありませんが会計は後日に改めて。その間にシステム担当の方に来て頂いて何とか昼前にはリカバー出来ました。そんな訳で本日午前中に来て頂いた皆様には、多大なご迷惑をお掛けしました。もっ、申し訳ありません~。
当院は、会計や処方箋発行・保険請求用のレセプトコンピュータ、検査結果閲覧用のコンピュータ、予約管理用のコンピュータが、それぞれ別システムで動いており、カルテ本体は電子化していません。でもそのお陰で今回も診療自体は止まらず何とか診療が継続出来ました。もしも電子カルテで全てのシステムが一元化されていたら、全く診療が出来なかったはず。リスクマネージメント的には原始的で非効率的な面があったとしても紙カルテ温存が理にかなっているかもしれません。たとえ地震で停電になっても診療が継続出来ますから~。
能登半島の被災地区での医療は今どうなっているのでしょう。災害時にITは脆弱です。IT化をあんまり強力に進めるのも善し悪し・・・と、アナログ派の老医は呟くのでした。
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