2月28日水曜日。晴れ。朝は3℃、日中は13℃。花粉は“やや多い”。
今日のクリニックはやっぱり混雑。特に午前中は予約外の方の受診が多くてテンテコ舞い。気候の影響かここのところ調子の悪い方が多い様です。発熱の方はB型インフルエンザの方と新型コロナの方が数人ずつ。
さて今日は寒い時に五能線の寒い画像が続くのも憚られるので、久しぶりに昨年11月の石垣島遠征の暖かい写真を。
ルリモンジャノメ、マルバネルリマダラの写真は既に出してしまいましたので、残りは特に「これぞ」という写真は有りません。でも近所では見られない種類ばかり。
下の写真はリュウキュウヒメジャノメ。泉の森あたりにいるヒメジャノメに似ていますが、翅裏の白帯が顕著で褐色の地色が濃いのが特徴。
イワサキタテハモドキは元々は迷蝶ですが、2009年頃から単発的に確認されるようになり、 2011年の夏頃から定着しているそうです。
2012年8月に石垣島に来た際にも遭遇しました。
下の写真はだいぶ翅が傷んだヤエヤマカラスアゲハ。
今回アサギマダラには良く遭遇しました。日本全土から朝鮮半島、中国、台湾、ヒマラヤ山脈まで広く分布する蝶で、長距離を移動をすることで有名。
夏に本土で発生したアサギマダラが秋になると南西諸島や台湾まで南下して来ます。
シロオビアゲハは小型のアゲハチョウの仲間。
下の写真は前がメス、後ろがオスですが、メスには遺伝的に2型があって、オスと同じ後翅に白い帯がある「通常型」と、後翅に白い帯に加えて赤色の斑点がある「ベニモン型」。この写真のメスは「ベニモン型」です。毒のある別腫のベニモンアゲハに擬態しているのだそうです。
ツマムラサキマダラも元は迷蝶。
近所にいるコミスジに似ていますが、こちらは奄美以南に分布するリュウキュウミスジ。
下はヤエヤマムラサキのオス。迷蝶扱いですが恐らく定着?。
リュウキュウアサギマダラは奄美大島より北では迷蝶。
そして日本では最大級のオオゴマダラ。喜界島、与論島以南の南西諸島に分布しています。
こうやって眺めていると、また暖かいところへ行きたくなります。
行けば行ったで汗だくですが~。
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