4月24日水曜日。雨時々曇り。朝は14℃、日中は16℃。花粉は少ない。今日はほぼ終日雨で気温は低め。

写真は朝の通勤途中で撮った雨に濡れたツツジの花。ツツジは5月のイメージですが、気付けばもう1週間で5月です。

今日のクリニックは天候が優れない割には結構混雑。かぜ症状の方や健康診断で引っ掛かって再検査にいらっしゃる方がちらほら。大和市特定健診・長寿健診は予約枠一杯で今日も検査でバタバタしていました。今週末からいよいよゴールデンウィークなので、それを意識して来院される方がだんだん増えて来ました。

さて昨日は2月の花輪線に関連して小坂町の写真をお見せしましたが、そもそもそこへ行くきっかけになったのは、数年前の夏に弘前近くの大鰐温泉に宿泊した際に地図上で小坂町近くの「大館・小坂レールバイク」という施設を見つけたから。インターネットで予約して現地に赴いてみると、大館と小坂を結ぶ秋田国道2号線（樹海ライン）沿い、山の中にある雪沢温泉近くにスタート地点がありました。

レールバイクは鉄道の線路上を自転車のようにペダルを漕いで走る乗り物。バイクと言えどもエンジンは付いていません。保線用の「軌道自転車」に近いものですが、一両一両地元メーカーの手造りの様です。

線路は2009年に廃止になった小坂線の廃線跡。小坂線は秋田県大館市の大館駅から秋田県鹿角郡小坂町の小坂駅に至る小坂製錬が運営していた貨物鉄道路線でした。

小坂線は当初は762mmのナローゲージで1908（明治41）年に開通。その後、小坂～小雪沢の勾配区間を電化してナローの電気機関車が活躍した時代もあったそうですが、1962（昭和37）年に1067mmへの改軌が完了し、非電化区間の蒸気機関車が消えてディーゼル化。その際に電化区間も非電化となってディーゼル化されたそうです。

1994（平成6）年には旅客営業が廃止され、2008（平成20）年には貨物営業も休止、翌年全線廃止となりました。

さて、ペダルを踏んで走り出すと風が爽やかでなかなか快適。台車のスプリングやシートのクッションなどの振動を緩衝してくれる装備が無いので、レールの上を車輪がゴロゴロ回転している感覚が直にお尻に伝わって来ます。

廃線になってから既に10年以上経っていますが、元は重連でディーゼル機関車が貨物列車を牽いて往復していた路線。軌道はしっかりしています。

しばらく走ると「こゆきさわ」の駅名標。小雪沢駅は全線開業に遅れて1915年に開業。1961年には早くも廃止になった駅のようです。

短いけれど鉄橋も渡ります。いっ、意外に怖い！？。

鉄道路線跡なので極端な急カーブ、急勾配はありません。でも普段の運動不足がたたり、スタート地点に戻って来る頃には足がパンパン！？。

例年4月から11月までの営業で、1時間ごとにまとまって数台で出発。終点で方向転換作業があって30分～50分でスタート地点に帰着。

結構大人でも楽しめるので（私だけ！？）、お近くにいらした時にはお勧めです。

続きはまた後日に～。