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桜散らしの雨

4月9日火曜日。雨時々曇り。朝は16℃、日中は19℃。花粉は「少ない」。昨夜からの雨は未明から激しさを増して昼頃まで本格的な降りでした。満開だった桜は一気に花を散らして、濡れた路面がピンクに。花の命は短くて・・・。

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今日のクリニックは、予約外の方が少なかったのと、足元が悪い時には来院出来ないご高齢の方のキャンセルがチラホラありましたので、午前中は比較的のんびりでした。逆に天候がやや落ち着いた午後からは混雑気味になりました。今日は何故か胸が痛む方が複数いらっしゃいましたが、緊急を要する方は無し。やれやれ・・・。

さて以下は一昨日の日曜日の話し。

秦野市蓑毛の淡墨桜を見てから、水無川の桜並木に向かう途中で「源実朝公御首塚」の看板を発見。チョッと立ち寄って見ました。鎌倉から離れたここになぜ実朝の首が??

数年前の大河ドラマの影響か、解説の書かれた真新しい看板がありました。鎌倉幕府3代将軍源実朝は建保7(1219)年1月27日に鶴岡八幡宮への参拝が終わって階段を下りている最中に大イチョウの影に潜んでいた甥の公暁に暗殺される・・・ところまでは誰でも知っている有名な話。

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その後、公暁は実朝の御首を持って三浦義村を頼って逃走しましたが、義村には北条氏より公暁追討が命じられていたため、公暁は義村の家来に殺されてしまいます。その時以来、実朝の首は行方不明となり、実朝は首のないまま鎌倉の勝長寿院(現在は廃寺)に葬られたんだそうです。

この失われた首を三浦の武将武常晴が探し出して葬ったのが、ここ東田原の御首塚。

将軍の首が葬られているにしてはやや質素な感じです。

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武常晴は三浦氏が公暁を討ち取るために差し向けた家臣の中の一人で、公暁との戦いの中、偶然に実朝の御首を手に入れました。その後、何らかの理由により首を主人である三浦氏のところへ持ち帰らず、当時三浦氏と仲の悪かった波多野氏を頼り埋葬したと伝えられているのだそうです。

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事の真偽はわかりませんが、私、この手の歴史話は嫌いではありません。

おっと、先を急ぎますが続きはまた後日に~。

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