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小坂レールパーク

5月17日金曜日。朝は16℃、日中は26℃。朝からスッキリ晴れて日中は汗ばむ陽気になりました。

今日のクリニックはほどほどの混雑。受診者数は多めでも時間通りに満遍なく受診して頂けたので診療はとってもスムーズでした。今日も新型コロナウイルス感染症の方がいらっしゃいました。ここのところ連日です。

今日発表の5月6日から12日までの新型コロナウイルス感染症の発生状況は神奈川県では2.40(前週1.77)、全国では2.76(同2.27)といずれも前週から増加していました。でも前週は4月29日から5月5日のゴールデンウィーク。ゴールデンウィークに検査数が減少したことを考慮すれば、少なくとも前々週からは増えていないようです。でもまだ燻っていることには変わりありません。

さてチョッと前に花輪線に関連して秋田県小坂町のこと、さらに小坂鉄道廃線跡の大館・小坂レールバイクのことを書きましたが、その時同時に立ち寄った小坂レールパークのことをまだ書いていませんでした。チョッと“鉄”の話題から遠ざかっていましたので今日は久しぶりに“鉄”の話題を。

以前にも書きましたが、秋田県小坂町は明治時代から小坂鉱山の繁栄ととに築き上げらて来た近代産業遺産群が立ち並ぶ街。鉄道の開業は1908年(明治41年)。その後は鉱山の衰退と輸送体系の変化に伴って1994年(平成6年)には旅客営業廃止。以後は貨物輸送のみになっていましたが2009年(平成21年)にはついに全面廃止となりました。現在、旧小坂駅およびその駅構内は「小坂レールパーク」になっています。

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隆盛を誇った鉱山の玄関口としては割とこじんまりした駅舎。

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入場料は大人600円。駅ホームに上がると古い蒸気機関車と客車が展示されていました。蒸気機関車は軌間762㎜の狭軌用として1926年(大正15年)3月に製造されたもの。1962年(昭和37年)の小坂線軌間拡幅(762㎜から1,067㎜に改軌)までの36年間にわたり活躍していたそうです。

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後ろの客車は1921年(大正10年)に秩父宮、高松宮両殿下が小坂鉱山を見学された時に使用された貴賓客車だそうです。

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駅構内には旅客営業廃止まで使用されたキハ2100形気動車が残っていました。だいぶ荒廃した姿が心配。

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その横にはホッパ車のホキ800形。元国鉄のホキ909です。

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無蓋車のトキ15000形。

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同じく無蓋車のトラ4000形。ひと昔前までは当たり前だった貨車も今ではとっても貴重な存在です。

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雪国ならではのラッセル車も元国鉄のキ100形。

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そして庫内には1967~1968年に製造され、末期まで貨物輸送に活躍した2両のDD130形ディーゼル機関車。

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どちらも汽車会社製。

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そして寝台特急「あけぼの」に使用された24系寝台客車。この24系客車は4両が動態保存されていて、構内を動かすことが出来ます。

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この24系寝台客車には泊まることも出来て、2015年10月に列車ホテル「ブルートレインあけぼの」として開業しましたが、2020年からは新型コロナ感染症流行のため休業。やっと今年の5月から5年ぶりに営業を再開したそうです。短い距離でも動く寝台車に乗って見たいです~。

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花輪線の話からだいぶ話題が逸れてしまいましたが、チョッと前の写真も出せるときに出しておかないと没ネタがだいぶ溜まってしまいましたので・・・(^^;)。

さてまだゴールデンウィークの後半の話題を出していませんので近々にアップさせて頂きますね~。

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