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ナガサキアゲハ

7月17日水曜日。曇り。朝は23℃、日中は28℃。今日も梅雨空続きでしたが、なんとか傘無しで過ごすことが出来ました。

今日のクリニックはやはり混雑。天候がこんなですから調子の悪い方は多くて致し方ないかも。動悸、全身倦怠感、眩暈、息切れ・・・などなど。新型コロナ陽性の方はやはり多めでした。

さて海の日の連休は沖縄に行って参りましたが、2日とも例によって殆どの時間を蝶と戯れていて、観光地やビーチとは無縁の山中で過ごしておりました。今日は大型で美麗なナガサキアゲハの写真をお目にかけますね~。ナガサキアゲハは決して希少種ではありません。それどころか近年の温暖化によって生息域を北に拡大。鶴間、大和あたりでも見られるようになりました。でも沖縄のナガサキアゲハのメスは他の産地と違って白色部分が多いのが特徴。

下は1975年に刊行された「日本産蝶類大図鑑」。著者の藤岡知夫先生は蝶の専門家ではなくてアマチュア。本業は慶応大学工学部の教授でレーザー工学専門の工学者でいらっしゃいました。

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この図鑑には、同一種でも産地ごとにたくさんの標本が集められていて、地域変異が良く判るように図示されています。上段は本土産。

(同図鑑の図譜より)

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奄美大島や沖縄本島ではごく稀に有尾型のメスが見つかることがあるそうです。最下段は西表島産。西表島には白化が著明で真っ白に近い個体が生息していたそうですが1970年代は絶滅してしまったようです。

(同図鑑の図譜より)

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この図鑑に出会ったことでがきっかけで、白いナガサキアゲハは私の中ではかなり上位に位置する存在となりました。

さて古宇利島から本部半島中心部分の八重岳山麓へ向かうと、だんだん蝶が増えて来ました。ナガサキアゲハはこの時期個体数が多い様で、あちこちで出会いました。

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白い紋があるのはメスだけ。

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前翅も白味を帯びています。

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因みに下の写真がオス。

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まるで別種のようです。

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赤い花が好きなようですが・・・。

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紫の花にも立ち寄っていました。

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私、被写体の蝶は好きですが、写真はあくまでもその姿を捉えるための手段。

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決してお目に掛けられるレベルの写真ではありませんが・・・。

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どうぞご勘弁下さいませ~。

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でもカメラの性能が良くなって、結構ピントが直ぐに合ってくれるので助かります。

下の写真はメスを追いかけるオス3頭。

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後日また違う種類の蝶の写真もお目に掛けますね~。

えっ、迷惑!?。

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