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ギャラリートーク

8月5日月曜日。晴れ時々曇り。朝は27℃、日中は33℃。まだまだ暑い日が続いています。

週明けのクリニックは午前も午後もそれなりに混雑。今日も予約外での飛び込みの方が少なくて淡々と診療が進みました。発熱の方の中にちらほらと新型コロナ検査で陰性の方が混じるようになりました。中にはお子さんが手足口病なんて方も。大人は手、足、口に典型的な発疹が無くても否定は出来ません。

さて以下は昨日の中部大学行きの続き。

春日井市にある中部大学には、以前にもチョッと話題にしたことのある日本産蝶類の収集家であった藤岡知夫先生(元慶應義塾大学教授、元東海大学教授)のコレクション(標本箱数約1800、総計約29万頭の展翅標本)が寄贈されて保管されています。例の大著「日本産蝶類大図鑑」(私が高校生になって以降バイブルにしていた図鑑です)の基になった標本群です。

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個人の手による日本産の蝶のコレクションとしては日本一の規模で、既に絶滅してしまった産地の標本も多々あるので、その価値は国宝級とも言われています。

会場は図書館のエントランスホール。

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展示されている標本の数は多くはありませんでしたが、ギフチョウ、ヒメギフチョウ、アサマシジミ、ベニヒカゲ、カラスアゲハ、オオムラサキ、ダイミョウセセリについて、夥しい数の標本と丁寧な解説が添えられていました。

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産地による差異が良く判る展示。

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下は元の藤岡コレクション。重なる様に収められているのは片側だけ見れれば紋様の変異が判るので省スペースを配慮しての藤岡方式だそうです。

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13時30分からは名和昆虫博物館館長さんと中部大学大学院生の若手研究者によるギャラリートーク。

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始まる頃には会場に座りきれないくらいの聴衆が集まっていましたが、オープンキャンパスにもかかわらず高校生は皆無!?。その両親や祖父母の年代の方が中心でした。

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演者のお二人も想定とは異なる年齢層の聴衆に困惑されていましたが「虫好き」に年齢は関係ありません!?。

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さらにお二人による展示の解説は質問攻めで大幅に時間オーバー。

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帰りは高校生を満載したバスで神領駅へ。中央西線で名古屋駅へ戻り、16時過ぎの新幹線で帰途に就きました。

暑くて少々バテましたが、有意義な日曜日になりました。

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