10月30日水曜日。雨のち晴れ。朝は13℃、日中は22℃。朝はチャンとした冷たい雨でしたが、次第に天気が回復して気温が上がりました。
今日のクリニックは比較的平穏でしたが、かぜ症状の方は多め。発熱の方の中には新型コロナ陽性の方に加えてA型インフルエンザ陽性の方もいらっしゃいました。A型インフルエンザの方は今シーズンになって5人目です。
さて今日は9月の日光行きの続きを。
9月16日の敬老の日は前日からの激しい雨。頑張って雨の中を東照宮まで歩いて行きましたが一向に雨が止む気配無し。そこで雨でも大丈夫なところということで、足尾銅山へ行くことにしました。
日光から足尾?。電車ではグルっと遠回りをしてなかなか辿り着けませんが、クルマだと日足トンネル(総延長2765m)を抜けて30分ほどの距離です。日足トンネルの日光側は大雨でしたが、足尾側へトンネルを抜けたら雨が止んでいました。
足尾銅山は16世紀後半には採掘されていましたが、1610年以降徳川幕府直轄支配となって銅山奉行の代官所が設置されていました。その後は紆余曲折、栄枯盛衰の歴史を辿って、最終的に昭和48年2月28日に閉山となりました。
現在は足尾銅山観光として坑内の一部が開放されています。
まずトロッコに乗って出発。
トロッコは片道のみの乗車です。
結構な速度で坑道へ突入~!。
外は蒸し暑かったけれど入った途端にヒンヤリ。
坑道内150m奥で降車。トロッコが引き上げてしまうとチョッと心細い!?。
約400年間にわたって掘った坑道の総延長は1234kmに達するそうですが、見学コースは降車地点から約300m。
手前の江戸時代から始まって、奥へ行くにつれて明治、大正と時代が進んで行きます。動く人形は結構リアル。
時代が進むにつれて次第に装備が近代化されて・・・。
労働環境も改善されて行きます。
途中の銅資料館には貴重な資料やトロッコも。
坑道を出ると「鋳銭座」で足尾で製造されていた江戸時代の寛永通宝(一文銭)の製造工程を見ることが出来ました。
ここへ来たのは一時雨を凌ぐためでしたが、全くの失礼な話で十分見応えが有りました。
帰り道、日足トンネルを通って日光側に戻ったら、やっぱり雨降りでした~。