1月22日水曜日。晴れ。朝は2℃、日中は13℃。朝は寒くても日中は晴れて気温が上がり、穏やかな一日になりました。
今日のクリニックはやはり平穏。久しぶりに平和な日々が続いています。かぜ症状の方も発熱の方も激減。インフルエンザの方はいらっしゃいませんでした。動悸や胸部不快感、胸痛を訴える方がちらほら。
さて今日も昨日に続いて昨夏のポルトガル紀行の続きを。
オドビスのメインストリートをしばらく進むと、こじんまりとした印象の「サンタ・マリア教会」がありました。外観はチョッと地味な感じ。
元々8世紀にモスクとして建てられ、その後12世紀にロマネスク様式の教会に改築されたそうです。
中に足を踏み入れると地味な外観からは想像出来ないような立派な祭壇。
それもそのはずで1448年にはポルトガル国王・アフォンソ5世が挙式したという由緒ある教会でした。
祭壇を取り囲むアズレージョ(ポルトガルで多用されている装飾タイル)が見事。
さて、近くにはオドビス第二の教会「サン・ペドロ教会」がありました。
こちらは12世紀に創建。1755年のリスボン地震で崩壊するも再建されたそうです。こちらも外観は地味ですが・・・。
中に入ってビックリ。金泥細工の祭壇が光り輝いていました。
小さな村に不似合いな立派な教会。オドビスが1834年までの552年間にわたり代々ポルトガル王妃の直轄地になっていた所以でしょうか。
続きはまた後日に~。
1月21日火曜日。晴れ時々曇り。朝は6℃、日中は11℃。朝は気温が高めでしたが、日中は雲が多めで平年並みの気温になりました。
クリニックは今週に入ってから落ち着きを取り戻して昨日に引き続き平穏でした。かぜ症状の方が減って予約外で受診される方が少なくなりました。一方、先週末頃から花粉症の症状を訴える方が徐々に増えて来ました。昨年の夏が気温が高くて日照時間が長かったので、恐らく今シーズンの花粉は“豊作”のはず。早めの対策が必要かと思われます。因みに小生は・・・ず~っと薬を飲みっ放し~(*_*;。
さて今日は今更ですが、昨夏のポルトガル紀行が中途半端なままになっているので続きを書きます。
8月12日は「コインブラ」から南下して、ポルトガルの最も美しい村のひとつに称される城壁に囲まれた「オビドス」という小さな街に立ち寄りました。
下の写真は入口の門。1380年に建造された「ポルタ・ダ・ヴィラ」。
内部で折り曲がるように造られたクランク型の構造で、城壁内に敵が直接攻め込むことを防いでいます。
アーチ上部には18世紀のアズレージョ。
門の脇には石段があって、城壁に登ることが出来ます。
下の写真は城壁に上がって街の中心方向を見たところ。
城壁が周囲を取り囲んでいて・・・。
城壁を辿って周遊も出来る様ですが、チョッと時間がかかりそう。
城壁から降りて白壁の家に石畳が続くメインストリートへ。世界中からの観光客でチョッと混雑気味です。
そこかしこでブーゲンビリアが満開。
絵になる石畳の坂道にはノウゼンカズラも。
こういう脇道は探検したくなりますね~。
チョッと長くなりそうなので続きはまた後日に~。
1月20日月曜日。雨のち晴れ。朝は3℃、日中は12℃。今日は暦の上では「大寒」。「大寒」の朝は久しぶりの雨になりましたが天気が悪い分寒さは少し緩みました。朝のうちに雨は上がって次第に天気は回復。午後からは青空がのぞきました。
週明けのクリニックはほどほどの混雑。ひと頃よりもかぜ症状の方はグンと減りました。発熱外来では今日はインフルエンザの方は久しぶりに無し!。一方で新型コロナは増加傾向(?)。息子さんを発端にして4人全員がコロナ陽性だったご家族も・・・。
下の写真は近所の玄関先に植えられた黄色い実を付けた常緑樹。
柑橘系ですがよく見ると実はまん丸ではなくて卵型。そう、檸檬です!。
檸檬の元々の原産地はインドのヒマラヤ山麓なんだそうですが、寒さに弱いので冬暖かく夏に乾燥する地域が栽培に適しているそうです。日本では瀬戸内海地方のイメージ。
近所でも元気に実を付けていましたが、もしや温暖化で栽培適地が北に広がって来ているのでしょうか?。
寒くても柑橘系の実がなっているのを目にすると何だか暖かくなったような気がします!?。
1月18日土曜日。晴れ。朝は0℃、日中は8℃。今日も冬晴れなれど気温が低くて厳しい一日でした。
週末のクリニックは比較的平穏でした。何だか急にかぜ症状の方が減って予約外で受診される方が少なくなりました。胸部圧迫感や息切れの方がちらほら。発熱外来はインフルエンザの方とコロナの方の両方がいらっしゃいましたが受診者数は少なくなりました。
さて今週月曜日1月13日の成人の日は恵比寿で5人で会食でした。恵比寿ガーデンプレイスに来るのはもの凄く久しぶり。
天空には今年最初の満月「ウルフムーン」がクッキリ~。
イルミネーションはまだ残っていましたが、実は今日1月13日が最終日(!)なのでした。
バブル前に着工してバブル後の1994年のオープン。オープン当初は大混雑でしたが、3連休とは言え最終日の夜はとっても静かでした。三越は既に2021年に撤退。テナントも様変わりしてこれからが正念場かも!?。
月を眺めながら帰宅~。
1月14日火曜日。晴れ。朝は1℃、日中は11℃。今朝通勤電車の車窓に大きな満月が見えました。今年最初の満月(ウルフムーン)は本日1月14日(火)の朝7時27分頃。ということで昨夜13日の夜もほぼ満月の真ん丸な月が見られました。
連休明けのクリニックは案の定混雑。相変わらず長引く咳の方が多めでした。にもかかわらず調剤薬局さんの咳止めの在庫は乏しい状況が続いていて、銘柄指定をしなければ何とか・・・って感じです。いつまでも困ったものです。発熱外来は連休明けの割にはインフルエンザが急に少なくなった感じ。そろそろ終息の兆しでしょうか。一方でコロナは相変わらず健在。
さて以下は一昨日の日曜日の話。
連休の日曜日は曇りがちの天気だったので、天気に左右されない屋内施設で以前から気になっていた墨田区の「すみだ北斎美術館」へ行ってみることに。
場所はJR両国駅から線路沿いに千葉方面へ10分ほど歩いたところ。
外観はアルミパネルで覆われた斬新な建物。北斎出生地にある公園の一角にありました。
常設展と企画展両方の観覧で一般700円、学生さんと65歳以上は600円。
緻密で繊細な作品の数々が展示されていました。
さすが世界の北斎だけあって、インバウンドの方も多数見受けられました。
ところで葛飾北斎の「葛飾」は葛飾区かと思っていましたが、出生地もその後の住居もここ墨田区。なぜ「葛飾」かと言えば、かつては墨田を含むこの地域一帯が武蔵国葛飾郡であったからだそうです。
なるほど~。
1月11日土曜日。晴れ。朝は−1℃、日中は10℃。昨日に続いて朝は厳しい寒さになりましたが、日中は穏やかな冬晴れの一日になりました。
週末のクリニックは朝から混雑気味。よく考えてみれば今年最初の診療のある土曜日ですから混雑するのは当然かも知れません。それでも昼前には落ち着いて診療終了はほぼ時間通りでした。今日の発熱外来は新型コロナウイルスがインフルエンザを抜いて首位に立ちました。新型コロナウイルス感染症の追い上げが加速しそう!?。
下の写真は先日撮ったマンリョウの写真。こんなにたくさんの実を付けたマンリョウはあまり見たことがありません。
寒い中で常緑の緑と鮮やかな赤い実が印象的。めでたい名前も相俟って正月の縁起物として使われます。
北国では記録的な豪雪になっているようで、一日も早い収束を祈るばかりです。
1月10日金曜日。晴れ。朝は−1℃、日中は9℃。一段と寒さが厳しさを増して、日本海側は広い範囲で雪になりました。
今季のインフルエンザは記録的な大流行になりました。一昨年までのコロナ禍3年間はほとんどインフルエンザの流行が無く、免疫を持たない人が増えたことに加えて、年末年始の人の移動で大規模な流行に拍車がかかりました。自分で出来る感染予防といえば、ワクチン接種はもちろんのこと、おざなりになりがちなマスクの着用、うがい、手洗い、三密(密閉空間、密集場所、密接場面)を避けるなど、基本に立ち返らなけばなりませんね~。
さて以下は正月の続き。
1月2日は金沢から福井へ。あわら温泉に宿泊する予定でしたが、少々時間があったので「東尋坊」に立ち寄ることにしました。ここは切り立った断崖絶壁が特徴の絶景スポット。越前加賀海岸国定公園に指定されています。
元々「東尋坊」とは勝山市平泉寺の悪行を重ねていた僧の名前だそうで、手を焼いた平泉寺の僧侶たちが岸壁から海に突き落としたのが地名の由来だそうです。チョッと怖い逸話です。
鉛色の空、荒れた海、時々ぱらつく雨と強風。
入り組んだ窪みを恐る恐るのぞき込んでみると、荒波が渦巻いていました。サスペンス劇場に似合いそうなシチュエーション!?。
断崖に斜めに付けられた石段を海面まで降りていったところが観光遊覧船乗り場のようでしたが冬期運休中でした。
高いところは少々苦手なもので、断崖の縁からチョッと離れたところから荒波を眺めていました。自殺の名所としても名高いところですが、こんな怖い場所から飛び込もうという人の気が知れません・・・。
そういえば、駐車場係員の方が「チャンと帰って来て下さいね~」と声を掛けて下さいましたが、この地ならではのブラックジョークだと気付くのに私としたことが少々時間が掛かかりました。
さてこれから今夜の宿あわら温泉に向かいます~。
1月8日水曜日。晴れ。朝は3℃、日中は10℃。寒いけれどスッキリ晴れた冬晴れの一日になりました。
今日のクリニックは相変わらず混雑。今日もかぜ症状の方が多数。年末からずっと咳が止まらないと仰って受診される方がチラホラ。午前中にいらした時は熱が無かったのに午後になって熱が出て、検査をしたらA型インフルエンザ陽性・・・なんて方も。まだまだA型インフルエンザが首位ですが新型コロナウイルス感染症も追い上げて来そうな気配です。
さて以下は正月の話の続き。
1月1日は金沢駅近くに投宿。1月2日の朝は雨が降ったり止んだりの生憎の天気でした。
今日は車を走らせて福井県へ。まずは「東尋坊」を目指して国道8号線から国道305号線に入って西進。石川県加賀市から福井県あわら市に入ったあたりで、カフェの看板を見つけました。ちょうど昼時でしたので立ち寄ることにして駐車場に入ってビックリ。眼前のカフェとは思えぬ巨大で荘厳な建物が!。
元の「蓮如上人記念館」をリノベした「eXcafe(イクスカフェ)吉崎鳳凰閣」という店舗でした。あわら市に新規オープンした道の駅「蓮如の里あわら」に隣接しています。
経営は京都の嵐山と祇園に3店舗を構える和モダンカフェブランド「eXcafe(イクスカフェ)」で2023年4月22日にオープン。
眼前には北潟湖が広がっていました。
絶景を眺めることが出来るヒナ壇も。
広々とした寛ぎの空間。必要以上にまったりしてしまいました。先を急がねば!。
続きはまた後日に~。
1月7日火曜日。雨のち晴れ。朝は4℃、日中は13℃。昨夜の激しい雨は未明に上がって寒さが緩みました。
今日のクリニックはやはりかぜ症状の方が多数。発熱外来では大部分の方がA型インフルエンザでしたが、新型コロナウイルス感染症の方も増えて来ました。この時期、何故か「胸痛」を主訴に来院される方がちらほら。重大な疾患を疑わせる方はほとんどいらっしゃいませんでしたが、お一人だけ気胸の方がいらして総合病院にお願いしました。正月期間にお薬が切れてしまって駆け込んで来られる方は例年より少な目でした。
診療終了後は大和市地域医療センターへ。今宵は大和市医師会理事会でした。正月期間中の休日夜間診療所の受診状況の報告がありましたが、12月28日から1月5日までの受診者数は2933人!。そのうち1931人に検査をしてA型インフルエンザが1186人、新型コロナが157人、両方陽性の方が3人。インフルエンザの流行と年末年始が重なって、とんでもない状況でした。
さて以下は今年の正月の話。
今年は晴れて穏やかな元旦になりました。小生は例年通り元日に金沢へ移動。東京駅から北陸新幹線の敦賀行き「かがやき」に乗車しました。敦賀まで延伸されてから初めての乗車ですが、残念ながら今回も途中駅となった金沢で下車します。
軽井沢を過ぎて浅間山の姿が見えました。例年より雪が少ないかも。
日本海側へ抜けても青空で、やはり雪がありませんでした。
金沢に着いて、先ずは白山比咩神社に参拝。ここは全国に約3000社を数える白山神社の総本宮で、崇神天皇7年(紀元前91年)の創建とか。
昨年は参拝に向かう道中で能登半島地震に遭遇したので、何となく緊張しながら参拝。
今年は暖かい正月になったせいか、例年より参拝客が多くて参拝の列はかつてないほど長くなっていました。
例年と異なるのは「復興一響」の文字が掲げられていたこと。
おみくじは「吉」でした。中でも結婚、出産が良いとのことでした!?。
1日の夜は金沢駅近くのホテルに投宿。チェックインしてから散歩に出ると日中の雑踏がウソのように静かでした。下の写真は金沢駅東口側。
下の写真は金沢駅のシンボル「鼓門」。
高架駅になる前は何もなかった西口側は、今ではすっかり開発されて4~5年前には外資系のホテルも進出。
さて明日は福井方面へ向かいます。続きはまた後日に~。
1月6日月曜日。曇りのち雨。朝は1℃、日中は11℃。今年の仕事始めは生憎の天気になりました。
年明けのクリニックはそれなりに混雑しましたが、年末の休日急患診療所のような熱の方で溢れかえるような事態にはならず、比較的淡々と診療が進みました。チョッと気になるのはまたまた新型コロナの方が増えて来たこと。寒い日々が続きますので皆様ご用心下さいませ~。
下の写真は年明けから受付けカウンターに飾らせて頂いている干支の蛇。以前当院かかりつけだった患者様の作品です。今は転居されて遠方にお住まいにもかかわらず、わざわざ年末になると作品を届けに来て下さいます。年末はいつもバタバタしていてチャンとお礼を言えておりません。この場を借りて御礼申し上げます。<(_ _)>
何はともあれ、皆様にとりまして良い年になりますように。